テレビの「問題」を発信してBPOが動く 映画監督の是枝裕和さんが以前、BPO(放送倫理・番組向上機構)の委員をしていた頃に教えてもらったことがある。 「BPOの委員会では水島さんが『Yahoo!ニュース個人』に書いた記事のコピーが毎回のように配られるんですよ。かなりインパクトがありますよ」 テレビの取材者・制作者の「原則」や「倫理」をめぐって私が書いた記事は数多い。NHK「クローズアップ現代」の“出家詐欺”での「やらせ」疑惑。日本テレビ「世界の果てまでイッテQ!」での「やらせ」疑惑。東京メトロポリタンテレビの「ニュース女子」をめぐる「虚偽報道」の疑惑など、その後にBPOで審理または審議されることになるような事案についてかなり早い段階から問題提起してきた。 「テラスハウス」の出演者だった木村花さんの死につながった番組もそうだった。テレビ局が制作する番組が今や地上波での放送だけでなく、ネットで
![「ヤフーニュース個人」をクビになった私が見た「個人発信ニュース」の歴史的な意義(中編)(水島宏明) - 個人 - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/4c34b5c24824e9463174a91e990e9748f56d2407/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnewsbyl-pctr.c.yimg.jp%2Fr%2Fiwiz-yn%2Frpr%2Fmizushimahiroaki%2Fprofile-1374372981.jpeg%3Fw%3D200%26h%3D200%26up%3D1)