4月9日にも、高速道路の新料金体系が発表されるが、現時点で報道されている内容はこうだ。 「平日・休日に関係なく軽自動車千円、普通車2千円、大型車5千円、特大車1万円上限(大都市区間も関係なし)」 「現在あるその他の割引制度は原則すべて廃止。休日上限1千円をはじめ、通勤5割引、夜間最大5割引、ETCマイレージも廃止するが、今年度に限った激変緩和措置として、通勤3割引、夜間3割引とする」 これは、簡単に言えば短距離冷遇・長距離優遇政策だ。鳩山首相が言明したCO2削減にまったく逆行する。 この制度なら75キロ走ろうが2,000キロ走ろうが、料金は同じ2千円だ。75キロ以下の利用者は、これまでの割引が全廃されるから値上げになり、長距離の利用者、特に大型車や平日利用者は大幅な割引になる。 清水草一が予想する新料金体系の「目的」民主党はいったい何を狙っているのか?新料金体系の目的がまったく説明されてい