大阪維新の会の全体会合で出馬表明をした後、笑顔を見せる橋下徹府知事(右)と松井一郎府議=大阪市天王寺区で2011年10月23日午後1時49分、小関勉撮影 11月27日投開票の大阪府知事・大阪市長のダブル選で、橋下徹知事(42)が率いる「大阪維新の会」は23日、大阪市内で全体会議を開き、市長選に橋下氏、知事選に幹事長の松井一郎府議(47)を擁立することを決めた。両氏は、府と大阪市などを再編する大阪都構想の実現を訴える。維新の候補者が確定したことで、民主、自民両党は知事選の統一候補擁立に向けて人選を加速させる。 会議後の記者会見で、松井氏は「幹事長の役割もあり、相当悩んだ。大阪のためにできることなら何でもやるということで決断した」と説明。府政運営については「橋下府政の継続の部分が大きい」と述べ、橋下路線を継承する考えを示した。 橋下氏は会議で「大阪の地で、日本の統治機構を変える新しい国造り