マンガの神様といわれる『手塚治虫』氏が膨大な作品を生み出した原動力について、2018年11月2日(金)の朝日新聞の天声人語に興味深い記事がありましたので、思ったことを書いてみようと思います。 TEZUKA OSAMU OFFICIAL Siteより 生涯に15万枚にも及ぶマンガ原稿を書き、作品化されたのは604作、なんとも多作な漫画家です。アトムや火の鳥が有名ですね。私はもう少しあとの世代なので、知っている作品はあまり多くはないですが、タイトルだけ聞いたものならかなりあります。 そんな手塚氏ですが、ベテランになってからも、人気の若手漫画家が出てくると、不安と嫉妬にさいなまれ、猛烈に悲観したそうです。 この不安と嫉妬からの焦りが、あの膨大な作品を生み出すエネルギーになっていたと考えると、興味深い。強い危機感を持って、仕事をしていたんですね。 マンガの世界は、競争が激しくて、生き残るのに必死だ