カレンダーで、2月が28日なのはなぜ?という話がありました。 私たちが使っている暦の元となっているのは、約2800年前、古代ローマで使われていた「ロムルス歴」。 当時の暦は、農作業のスケジュールを立てるためのものなので、冬の間はお休み。 今の1月と2月にあたる月は、カレンダーになく空白の期間になっていました。 つまり、1年の始まりを今の3月とし、何もしない冬の1月と2月は数えず、1年間を10か月としたのです。 しかし、この暦には1つ困ったことが。 冬の2か月の間、日付を数えていないので、今日が冬のどの辺りなのか、わからなくなります。 そのため、3月1日を「みんなが種を蒔き始めたから」、今日が3月1日だと何となく決めていたのです。 これでは適当過ぎると、 2代目ローマ国王のヌマは、11番目(今の1月)と12番目(今の2月)の月を加え、1年を12か月とする「ヌマ歴」を作りました。 この時、月の