小惑星探査機「はやぶさ2」が当初の計画通り2014~15年度に打ち上げられるかどうか、微妙な情勢になってきた。12年度予算案で開発費が概算要求の73億円から約6割減の30億円に圧縮されたため。文部科学省は「コストを縮減し、目標年度に打ち上げられるよう努力する」とするが
政府は24日閣議決定した12年度予算案で、小惑星探査機「はやぶさ2」に今年度と同額の30億円を計上した。震災からの復興を最優先するため、財務省は宇宙予算を見直す方針を明らかにしていた。文部科学省が要求していた73億円の半額以下だが、文科省は「14~15年の打ち上げ目標は変更せずに済むめどが立った」としている。 はやぶさ2は、小惑星で生命の起源とされる有機物を含む試料の採取を目指す探査計画。総事業費は289億円。文科省は今後圧縮を検討するが、実現のためには13年度以降の開発費を大幅に積み増す必要がある。 一方、米国のGPS(全地球測位システム)に代わる「日本版GPS」の構築を目指し、システムを担う「準天頂衛星」に内閣府の要求額41億円を大幅に上回る106億円をつけた。現在は初号機「みちびき」1基のみが運用中。政府は10年代後半をめどに、日本上空を24時間カバーできる4基体制を整える計画で、今
ウガンダ・セグク(Seguku)にあるHIV感染者の治療施設で撮影された抗レトロウイルス薬(2006年11月30日撮影)。(c)AFP/STUART PRICE 【12月23日 AFP】米科学誌サイエンス(Science)が23日発行の最新号で、「2011年の画期的10大成果」を発表し、抗レトロウイルス薬療法(ART)でパートナーへのHIV感染リスクを96%減らせることを示した臨床試験が1位に選ばれた。 米ノースカロライナ大(University of North Carolina)医学部のマイロン・コーエン(Myron Cohen)所長率いる国際研究チームによる臨床試験「HPTN 052」は、片方がHIVに感染している異性愛カップル1763組を対象に、ボツワナ、ブラジル、インド、ケニア、マラウイ、南アフリカ、タイ、米国、ジンバブエで2007年から実施された。専門家らは、30年に及ぶエイズ
フィンランド北部ラップランド(Lapland)のロバニエミ(Rovaniemi)近郊で、トナカイのそりの前に立つサンタクロース(Santa Claus、2011年12月15日撮影)。(c)AFP/JONATHAN NACKSTRAND 【12月24日 AFP】フィンランド北部ラップランド(Lapland)のロバニエミ(Rovaniemi)には、世界中からたくさんの手紙が送られてくる。 「Père Noël(フランス語)」、「Djeda Mraz(セルビア語)」、「Santa(英語)」…宛名が書かれた言語はさまざまで、中には切手が貼られていないものもあるが、ちゃんと届けられる。 宛名の人物に直接会いに来る人もいる。子どもを連れずに大人だけでロバニエミに来る人も驚くほど多いという。妻のチヒロさん共に日本の山梨県から来たというアサオ・アキヒコさん(30)は、赤い服を着たずんぐりした人物の白く長い
科学10大成果に「はやぶさ」など 12月23日 10時30分 アメリカの科学雑誌「サイエンス」は、科学の分野におけることしの10大成果に、小惑星の微粒子を地球に持ち帰ることに成功した日本の探査機「はやぶさ」など、日本の2つの研究成果を選びました。 「サイエンス」は、毎年12月ごろ、その年に発表された科学分野で画期的といえる10の成果を選び出して、発表しています。ことしは、小惑星「イトカワ」まで飛行し、世界で初めて小惑星の微粒子を地球に持ち帰ることに成功した、日本の探査機「はやぶさ」の研究成果が2番目に紹介されました。その理由として、「地上からの観測では、地球に落下した隕石(いんせき)と小惑星の成分は異なるという結果が出ていたが、はやぶさの持ち帰った微粒子の分析で、実際には違いがないことが明らかになった」と挙げています。また、植物の中にある、光で水を分解するタンパク質の構造を解明した、大阪市
レディー・ガガさん 紅白出演決定 12月24日 17時24分 大みそかのNHK紅白歌合戦に、東日本大震災の被災地の支援活動を続けてきた世界的な歌手のレディー・ガガさんが出演することが決まりました。 レディー・ガガさんは震災後、多くの外国人アーティストが来日を中止するなかでいち早く日本を訪れ、安全を世界にアピールしたほか、「日本の為に祈りを」と書いたリストバンドを作り、売り上げを被災地に寄付するなどの支援活動を続けてきました。ガガさんは、大みそかの紅白歌合戦で、ニューヨークから特別のパフォーマンスを披露することが決まり、震災以来2度目の来日をしたのに合わせて、23日、NHKのインタビューに応じました。この中でガガさんは、震災から9か月余りがたった日本の印象について「日本がさらに強くなったことを実感しました。復興の兆しを感じています」と話しました。そして、紅白歌合戦への出演について、「60年以
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