アメリカの民間企業が開発した無人の宇宙船が日本時間の午後3時40分すぎ、国際宇宙ステーションとのドッキングに向けた作業を始めました。 民間の宇宙船としては初めての挑戦で、成功すれば、民間による宇宙開発の道をさらに広げることから、大きな注目を集めています。 ドッキングに向けた作業を始めたのは、アメリカのベンチャー企業「スペースX」社が開発した無人の宇宙船「ドラゴン」です。 「ドラゴン」は今月22日に打ち上げられ、その後、地球の周りを回る軌道を飛行しながら、ドッキングに向けたテストを行っていました。 NASA=アメリカ航空宇宙局は「ドラゴンのすべての機能が順調に動いている」として、日本時間の午後3時40分すぎ、「スペースX」に対し、ドッキングに向けた作業を始めることを許可しました。 「ドラゴン」は、地上からの遠隔操作によってエンジンを噴射し、宇宙ステーションとの距離を段階的に縮めていって、およ