ロシア中部で隕石が落下した際にできた白い帯状の煙のようなものが、アメリカの衛星によって宇宙からも撮影されていたことが明らかになりました。 これは、アメリカ軍が運用する気象衛星が撮影したもので、分析を行ったコロラド州立大学がホームページ上に公開しました。 衛星写真では、隕石が落下した際にできた白い帯状の煙のようなものが、ほぼ直線に伸びているのが分かります。 その先端近くには、何らかの影のようなものが写っているのも確認できます。 衛星写真の分析を行ったコロラド州立大学の研究者、スティーブ・ミラー氏は「隕石が落下した直後に、上空を衛星が通過したために撮影できた。隕石が地球に突入した際の状況を解明するうえで、新たな情報を提供してくれるだろう」と話しています。