探査機ボイジャー1号のイメージ図=NASA提供探査機ボイジャーの軌跡 【ワシントン=行方史郎】1977年に打ち上げられた米航空宇宙局(NASA)の探査機ボイジャー1号について、米地球物理学連合が20日、太陽系の境界を越え「宇宙の新しい領域に入った」とする声明を発表した。一方、NASAは「まだ太陽系は脱出していない」と否定し、論争になっている。 ボイジャー1号は確認できる人工物体として地球から最も遠くにあり、太陽系を出たことが確認されれば初めてとなる。 同連合の専門誌に公表された観測データによれば、昨年8月を境に太陽からくる陽子などの粒子が劇的に減り、太陽系外からの宇宙線が急増した。分析したニューメキシコ州立大のビル・ウェバー教授は「太陽系との境界を越えた」とした。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方) 無料会員登録はこ
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