宇宙航空研究開発機構(JAXA(ジャクサ))は6日、打ち上げ直前に自動停止した新型ロケット「イプシロン」について、打ち上げのリハーサルを8日に実施すると発表した。 イプシロンは8月27日午後、内之浦宇宙空間観測所(鹿児島県肝付町(きもつきちょう))から打ち上げられる予定だったが、発射予定時刻の19秒前に機体の姿勢に異常があると誤って検知し、自動停止した。 JAXAは、誤検知の原因となったコンピューターの設定を見直した。8日のリハーサルでは、実際に機体を発射台に移動させて、打ち上げ手順や設定に問題がないかを点検する。問題がなければ、打ち上げ日程を決めるという。