鳥取県米子市で2013年10月9日から11日まで開催された第57回宇宙科学技術連合講演会にて、「JAXAシンポジウム2013 in 米子」が開催された。設立から10周年を迎えたJAXAの将来について、奥村直樹理事長が講演を行った。 講演で奥村直樹理事長は、JAXA発足かのら10年間は、H-IIAロケット6号機の打ち上げ失敗などの「大きな失敗を経験し、その後は職員が一丸となって技術基盤をつくってきた」としている。今後は「開発から利用へ」を盛り込んだ宇宙基本計画に沿って活動するとし、宇宙技術やデータをJAXAが提供した場合、「受け取る側(利用側)が何を価値と思うのか、あらかじめ予測し、相手と組んでソリューションを提供することが重要」と述べた。具体的には気象庁と「しずく(GCOM-W1)」データを提供している例などを挙げ、「天気予報の精度向上」という大きなテーマの中に衛星データという一つの技術を
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