「ウェアラブル」と呼ばれる身に着けて利用する情報端末の普及が、今後、急速に進むと予想されています。 こうしたなか、眼鏡型の端末を使って街の名所を案内をする実験が20日、東京・港区で行われました。 この実験は、眼鏡型の情報端末を開発している大手精密機器メーカーや港区などが共同で行ったもので、区内に住む小学生とその保護者らが参加しました。 眼鏡型の端末には、東京タワーや増上寺など港区内の観光名所への行き方や距離、それに、名所に関わる情報が表示される仕組みです。 参加した子どもたちは、眼鏡に表示される矢印に従って歩き、それぞれの名所についての案内が表示されると、実際の景色と画面を楽しそうに見比べていました。 参加した子どもたちは、「いろいろな画面が目の前に表示されて、おもしろかった」とか、「歩きながらでも見られるので、便利だと思った」などと話していました。 主催した港区産業振興課の佐々木貴浩課長