宇宙暗黒時代、1億年長い?=星や銀河観測できない時期 宇宙が約138億年前にビッグバンで誕生した後、初期の星や銀河が放つ光が自由に進まず、望遠鏡で観測できない「暗黒時代」は約5億5000万年後まで続いた可能性が高いと、国際研究チームが7日までに発表した。欧州宇宙機関(ESA)の天文衛星プランクが観測した成果で、米衛星WMAPの観測に基づく従来の推定より約1億年長いという。 宇宙誕生の推定時期は2013年に、WMAPの観測に基づく約137億年前から、プランクの観測に基づく約138億年前に更新された。今回の成果で、宇宙の歴史がまた書き換えられる可能性が出てきた。(2015/02/07-19:50)2015/02/07-19:50