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1964年8月から放送され、50年を超える歴史を誇るテレビ朝日系音楽番組『題名のない音楽会』(毎週日曜 前9:00)で、2008年から7年半にわたり司会を務めてきた世界的指揮者の佐渡裕(54)が、9月27日放送回をもって番組を卒業することがわかった。10月4日からは、ヴァイオリニストの五嶋龍(26)が司会者のバトンを受け継ぐ。 【写真】その他の写真を見る 司会交代の経緯について佐渡は「今年9月から、オーストリアで107年の歴史のある名門、トーンキュンストラー管弦楽団の音楽監督を務めることとなり、年間4ヶ月ちかくウィーン(オーストリア)に滞在する生活になります。引き続きヨーロッパを中心に客演指揮者としてオーケストラの指揮活動をしていくことを考えると、どうしても毎週番組を作っていくことが、物理的に不可能になってしまいました」と説明。「番組を離れるのは寂しいですが、この7年半で自分が得たことを糧
分厚い雲と460℃もの表面温度がこれまで研究を大きく阻んできた金星だが、最近の研究で主要な謎の1つが解明された。今回の発見は、地球の成り立ちを理解するのにも貢献しそうだ。 欧州宇宙機関(ESA)の金星探査機「ビーナス・エクスプレス」のデータから、金星が今も活発な地質活動を続けている新たな証拠が得られた。複数の火山が噴火し、温度が815℃を超えているところもあるという。ビーナス・エクスプレスは8年余りにわたって金星を周回し、昨年12月にミッションを終えていた。(参考記事:「ビーナス・エクスプレス、大気圏に突入」) 今回の研究成果は「Geophysical Research Letters」誌に掲載された。論文の共著者で、米ブラウン大学の惑星学者ジェームズ・ヘッド氏は「実に刺激的なデータです」と話す。ヘッド氏は金星を「地球の『悪魔の双子』」と呼ぶ。組成、大きさ、そして火山活動の可能性があるとい
Image credit: Roskosmos 7月3日の打ち上げに向け、「プログレスM-28M」補給船の準備が着々と進められている。プログレス補給船の打ち上げは、前号機「プログレスM-27M」が打ち上げ失敗で失われて以来初となり、物資の補給のためにも、またロシア宇宙開発の信頼性回復のためにも、重要な打ち上げとなる。 プログレスM-28Mには水や食料品、日用品、ISS内の機器の予備部品など、約2400kgの補給物資が搭載されている。補給船はすでに組み立てや試験を終え、25日には打ち上げ時に周囲の大気から船を守るためのフェアリングの中に収められた。このあと打ち上げを担う「ソユーズU」ロケットと結合される。 現時点で打ち上げは、モスクワ時間2015年7月3日7時52分(日本時間2015年7月3日13時52分)に予定されている。 前号機のプログレスM-27Mは4月28日に打ち上げられたが、ロケッ
Image credit: SpaceX 米スペースX社は6月28日に、ケープ・カナヴェラル空軍スペーションから、「ドラゴン」補給船運用7号機を搭載した「ファルコン9」ロケットの打ち上げを実施する。また通算3度目となる、ロケットの第1段 機体を海上のプラットフォームに着地させて回収し、再使用する試験にも挑む。 打ち上げ日時は東部夏時間2015年6月28日10時21分(日本時間2015年6月28日23時21分)に設定されている。ISSとの軌道の関係で、打ち上げが可能なタイミングはこの1秒しかなく、わずかでも遅れる場合は、別の日に延期となる。 打ち上げが行われるケープ・カナヴェラル空軍ステーションを管轄する、パトリック空軍基地発行の気象情報によると、当日の打ち上げ時間帯の天候は90%の確率で打ち上げに適した天気になると予報されている。 すでに現地時間6月26日には、ロケットの第1段ロケット・エ
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