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ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (68)

  • ゴッホが見た星月夜 天文学者が解き明かす名画に残された謎

    あの『星月夜』のうねる夜空を、ゴッホは《いつ》《どこで》見たのか? 現地に足を運び、書簡を読み、天体の位置を検討し、ついに明らかになる! 2024年2月26日発行 定価:2,750円(税込) 書の内容 「夜のほうが、昼間よりも色彩が豊かだ」と語るゴッホは、夜を描くことにのめりこんでいた。だが、『ローヌ川の星月夜』『星月夜』『糸杉と星の見える道』などに見える色彩豊かな夜空は、何をモデルとして描いたのか、これまで分かっていなかった。 著者は現地へ足を運び、書簡に目を通し、当時の空を再現して、手がかりをつかみ、謎を追っていく。ゴッホがどのように描きたい夜空を選び、それをいつどこで目にして、どのように絵に落とし込んだのか? 天文学を駆使し、著者はその謎の答えを鮮やかに示してみせる。 「ぼくはいま、星空を描きたくてたまらない。 よく思うのだが、紫や青や濃い緑に彩られた夜のほうが、昼間よりも色彩が豊

    ゴッホが見た星月夜 天文学者が解き明かす名画に残された謎
  • 天の川銀河面からの“幽霊粒子”ニュートリノをついに検出、南極

    南極にあるアイスキューブ・ニュートリノ観測所。天文学者たちは、天の川銀河の銀河面が放出する高エネルギーニュートリノを検出した。(PHOTOGRAPH BY FELIPE PEDREROS, THE NEW YORK TIMES/REDUX) 南極の氷の中に建設された巨大なアイスキューブ・ニュートリノ観測所により、天の川銀河(銀河系)の銀河面(銀河系の円盤部分。地球からこれを見たものが帯状の天の川)から放出されたニュートリノが初めて検出された。 6月29日付けで学術誌「サイエンス」に発表されたアイスキューブチームの発見は、銀河系が宇宙の高エネルギー現象のしくみを解明する鍵となりうることを意味しているという。宇宙線の一種であるガンマ線の観測では、天の川の銀河面からガンマ線が放出されていることが知られていた。ガンマ線とニュートリノは関係が深いため、銀河面から放出されていると予想されていたが、これ

    天の川銀河面からの“幽霊粒子”ニュートリノをついに検出、南極
  • 打ち切り寸前、執念の大発見

    1922年11月26日、ツタンカーメンの墓をのぞき見た英国の考古学者ハワード・カーターは、目にした光景を日誌にこう記している。「目を見張るような美しい品々が無造作に積み重ねられた、奇妙で見事な寄せ集め」(PHOTOGRAPH BY HARRY BURTON) 長年の発掘は徒労に終わり、残された時間と資金はごくわずか。諦めかけたそのとき、一人の作業員が埋もれた階段を発見した。 8代目カーナヴォン伯爵夫人、レディ・フィオナ・ハーバートは来客名簿をめくり、彼女の邸宅を100年前に訪れた名士の署名を見せてくれた。ここは英国ロンドンから約90キロ西にあるハイクレア城の上階。伯爵家が代々受け継いできたこの城は、英国の人気ドラマ『ダウントン・アビー』の撮影地としても知られる。 彼女は夫の先祖に当たる5代目カーナヴォン卿、ジョージ・エドワード・スタンホープ・モリヌー・ハーバートの伝記を執筆中で、来客名簿は

    打ち切り寸前、執念の大発見
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    halca-kaukana 2022/11/04
    ツタンカーメン王墓を発掘したカーターのパトロン・カーナヴォン卿。ハイクレア城の来客の署名にカーターやエジプトの人々。「非公式な場で人々を引き合わせ、個人的な信頼関係を築かせようとした」
  • ツタンカーメンの墓とその発見にまつわる10の事実

    ツタンカーメン王の墓は、貴重な遺物が大量に出土したことで知られている。1922年、ハワード・カーターと多くのエジプト人労働者を含むチームがエジプト、テーベ近郊にある王家の谷で発見した。(PHOTOGRAPH COURTESY UNIVERSAL HISTORY ARCHIVE, UNIVERSAL IMAGES GROUP/GETTY IMAGES) 1922年に発見されたツタンカーメンの墓は、それまで見つかっていた古代エジプト王の墓の中で最も手付かずの状態を保っていた。極上の遺物と精巧なひつぎは世界を魅了し、古代エジプトに関する新しい知見をもたらした。100年を経た今も、当時の驚きは色あせておらず、世界に影響を与え続けている。 約3000年前、わずか10年足らずの間だけ統治した少年王の墓が、なぜこれほど長く影響を与えているのだろう? その理由は生前のツタンカーメン王よりむしろ、死後に起き

    ツタンカーメンの墓とその発見にまつわる10の事実
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    halca-kaukana 2022/11/04
    祝発掘100年。
  • 第5回 日本のマンガやゲームに北欧神話が広まった歴史をひもとく | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    信州大学人文学部の伊藤盡さんは、研究の柱に「日のマンガにおける北欧神話受容史の萌芽研究」を掲げている。たしかに、日には北欧神話に題材をとったマンガはとても多く、少しでも関心のある人なら5つどころか10以上、挙げられるだろう。21世紀になってからは、いわゆるライトノベルで扱われることも増えた。もはやすべてを把握するのは不可能ではないかという水準だ。 こういった日人の北欧神話好きはどこから来て、今どのように結実しているのか。伊藤さんによれば、アジアにおいて北欧神話をかくも受容し、新たな文化的な創造物を送り出し続けているのは、今のところ日だけだという。我々は何をそこに見るべきなのか聞いていきたい。 そのためには、マンガに限らず日における北欧神話の受容史を、まずは簡単に解説してもらう。 「日で北欧神話が受容されていく中には、やっぱり転機は3回あったと思います。1回目は山室静さん(190

    第5回 日本のマンガやゲームに北欧神話が広まった歴史をひもとく | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
  • 21日に木星と土星が大接近、ここまで近いのは400年ぶり

    スペイン、ブリウエガ村近くのラベンダー畑から見た7月の木星と土星。2020年12月、この2つの惑星が最接近する。これだけ近いのは1623年以来だ。(PHOTOGRAPH BY CMARCOS DEL MAZO, ALAMY LIVE NEWS) クリスマスを目前に控えた今、星空で珍しいことが起こっている。夕暮れの空を見上げれば、太陽系の2つの明るい惑星、木星と土星がすぐそばにいるように見える。 日で最も近づいて見られるタイミングは冬至の日、12月21日の日の入り後だ(最接近するのは22日の3時ごろだが、日では地平線に隠れて見えない)。木星と土星がここまで近づいて見えるのはほぼ400年ぶりで、「グレート・コンジャンクション」と呼ばれている。 すばらしいのは、この天文ショーは特殊な装置を使わずに観測できること。空が暗くなり始めたら、南西の方向を見るだけでいい。天体望遠鏡をのぞけるなら、さら

    21日に木星と土星が大接近、ここまで近いのは400年ぶり
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2020/12/18
    観たいのだが天気が悪い。
  • スペースX、18年間で宇宙飛行のトップランナーに

    スペースXの「ファルコンヘビー」ロケット。強力なこのロケットは、2019年に初めて商用貨物を宇宙に打ち上げることに成功した。ファルコン9ロケットのコア3基とマーリンエンジン27基から構成され、航空機約1万8747機分の推力を発生させる。(PHOTOGRAPH BY SPACEX) 米国時間の11月15日(日時間11月16日午前9時27分)、米スペースX社は民間として最初の運用ミッションとなる宇宙船「クルードラゴン」の打ち上げに成功した。スペースシャトルの退役から9年、NASAは宇宙飛行士を送り出すのにずっとロシアの宇宙船に頼らざるをえなかったが、いよいよこの状況に終止符を打つことになる。 誰も想像していなかった 起業家のイーロン・マスク氏が2002年に設立したスペースXが、太平洋のマーシャル諸島にあるオメレク島で最初のロケットの打ち上げに挑んだのは2006年のことだった。しかし、米空軍士

    スペースX、18年間で宇宙飛行のトップランナーに
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2020/11/16
    失敗していた頃が懐かしいと思うようになるとは思っていなかった…。すごいなぁ。
  • NASA探査機、小惑星ベンヌのサンプル採取へ

    地球近傍小惑星ベンヌの平均直径は約500メートル。また、既知の小惑星の中で今後150年以内に地球に衝突する確率が最も高いと言われている。2018年末からベンヌを周回して詳細な調査を行っている探査機オシリス・レックスは、小惑星の秘密を次々と明らかにしている。(PHOTOGRAPHY BY NASA/GODDARD/UNIVERSITY OF ARIZONA) 地球近傍小惑星「ベンヌ」は、遠くから見ると、宇宙空間に浮かぶ直径500メートルほどの回転するコマのようにしか見えない。しかし、10月20日にベンヌの表面のサンプル採取を予定しているNASAの小惑星探査機「オシリス・レックス」のおかげで、科学者たちはその表面をクローズアップで見られるようになっている。この新しい観測結果は、ベンヌの地形とその起源が、科学者が想像していた以上に豊かで複雑であることを示している。 オシリス・レックスのプロジェク

    NASA探査機、小惑星ベンヌのサンプル採取へ
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2020/10/13
    10月20日、着陸予定。がんばれ!
  • 地球から一番近いブラックホールを発見、連星系に

    三連星系HR 6819を構成する天体の軌道の想像図。恒星系は、内側の軌道を運動する恒星(軌道を青で示す)と、新たに発見されたブラックホール(赤の軌道)と、外側の軌道を運動する第3の恒星(青の軌道)からなる。(ILLUSTRATION BY ESO/L. CALÇADA) 南半球では冬になると頭上に「ぼうえんきょう座」が見える。この星座の中に青い光の点が輝いている。青い光は1つの明るい星のように見えるが、実際には2つの星と1つのブラックホールという3つの天体からなる三連星系であることがわかった。現時点で、地球から最も近いブラックホールが見つかったことになる。 5月6日付けで学術誌「Astronomy & Astrophysics」に発表された論文によると、新たに発見されたブラックホールは太陽系から約1011光年のところにある恒星系HR 6819にあり、目に見える2つの星とともに軌道上を運動し

    地球から一番近いブラックホールを発見、連星系に
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2020/05/09
    ぼうえんきょう座にある2つの恒星とブラックホールの三連星系。太陽からの距離は約1011光年。
  • 第79回 サウナ以上に愛すべき存在?!フィンランドの国民食

    遠い異国の地にいる時、ふと懐かしくなる料理がある。その国の料理がどんなに珍しくて美味しくても、心の奥で欲してしまう故郷の味。ひとくち口にすれば体が喜び、心が落ち着き、自分のルーツを実感するまさに“魂の”。例えばそれが日人の味噌汁のように、国の数だけあるに違いない。さあ出かけよう、ソウルフード巡礼の旅へ!(文=中川明紀・ライター、編集者)

    第79回 サウナ以上に愛すべき存在?!フィンランドの国民食
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2020/01/28
    ライ麦パン。ドイツのものとは違い、フィンランド人が家庭で作るのも難しいらしい。レイカレイパというライ麦100%のパンも。あと、カレリアンピーラッカ。食べてみたいな。
  • オリオン座の巨星に異変、超新星爆発が近い?

    地平線の上にかかるオリオン座の横を流れ落ちる流星。オリオン座は最も有名な星座の1つで、画面左端の明るく赤い星がベテルギウスだ。(PHOTOGRAPH BY BABAK TAFRESHI, NAT GEO IMAGE COLLECTION) オリオン座は、夜空で最も見つけやすい星座の1つで、世界中で見える。もし最近オリオン座を見て違和感を覚えたとしたら、その感覚は正しい。狩人オリオンの右肩の位置にある赤色巨星ベテルギウスが、約100年ぶりの暗さになっているのだ。(参考記事:「オリオン座のベテルギウス、謎の縮小」) 通常、ベテルギウスの明るさは、夜空の恒星の中で上位10位に入っている。ところが、米ビラノバ大学の天文学教授のエドワード・ガイナン氏がオンライン学術誌「アストロノマーズ・テレグラム」で先月報告したところによると、ベテルギウスは2019年10月から暗くなってきて、12月中旬には上位20

    オリオン座の巨星に異変、超新星爆発が近い?
  • スペースXのスターリンク計画 天文学者は不安の声

    スペースXの動画中継の1コマ。ファルコン9ロケットがスターリンク衛星を軌道に投入する様子が捉えられている。全世界にインターネットサービスを提供しようとするスペースXの計画にとって、今回の60基は始まりに過ぎない。天文学者たちは、このプロジェクトが科学に及ぼす影響や、一般の人々が見上げる夜空の変化を懸念している。(PHOTOGRAPH BY SpaceX) 米スペースX社のイーロン・マスク氏が思い描くようにことが運べば、近い将来、夜空には新たに約1万2000個の「星」が輝きはじめることになる。 星といっても、同社が計画する巨大通信衛星網「スターリンク」の人工衛星が反射する光だ。スターリンクは、これまで電波が届かなかった僻地や、航空機、船舶、自動車が地球上のどんな場所にいても高速ブロードバンドを利用できることを目指している。完成は2020年代中頃としている。(参考記事:「スペースX新宇宙船、米

    スペースXのスターリンク計画 天文学者は不安の声
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2019/06/04
    電波天文学施設は通信衛星からのダウンリンクや空中での電波利用に対して非常に脆弱。地理的遮蔽のみにより高高度伝送から電波望遠鏡を保護することはできない
  • 修復終えたツタンカーメンの墓 見えた新課題

    2016年、ツタンカーメンの玄室の修復のため調査する科学者チーム。(PHOTOGRAPH COURTESY J. PAUL GETTY TRUST) ツタンカーメンの墓が発掘されたのは1922年。以後、この少年王のミイラや黄金の副葬品を納め、鮮やかな壁画に彩られた3300年前の玄室は、人々の想像力を刺激し、魅了してきた。発掘から100年近くたち、10年がかりで慎重に進められた科学者や修復家からなる保存プロジェクトがこのほど完了した。誰もが知る古代の王墓について、これまで多くの謎が解き明かされてきたが、王墓の保存に関しては新たな課題が浮かび上がっている。 今回の修復は、エジプト考古学博物館と米国のゲティ保存研究所が共同で進めてきたもので、2019年1月下旬にルクソールで開催されたシンポジウムでその成果が発表された。棺を収める玄室の広さは約110平方メートルで、一度に12人前後で修復作業にあた

    修復終えたツタンカーメンの墓 見えた新課題
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2019/02/02
    墓の保存と砂ぼこり問題。人と一緒に墓に持ち込まれる砂漠の砂は、粒子が細かく水分を吸収しやすい。砂は墓の表面全体に付着し、人の息に含まれる湿気を取り込んで貼り付いてしまう
  • 土星の1日の長さが判明、太陽系で唯一謎だった

    土星の環の一部に体の影が落ちている。NASAの探査機カッシーニが2016年10月に最後に撮影した数点の画像を合成したもの。(PHOTOGRAPH BY NASA/JPL-CALTECH/SPACE SCIENCE INSTITUTE) 土星を取り巻く繊細な環。美しいのはもちろんだが、魅力はそれだけではない。信じられないような科学的な事実も打ち明けてくれるのだ。 このほど天体物理学の学術誌「The Astrophysical Journal」に、環に生じる波を利用して、土星の1日の長さを解明した論文が発表された。論文によると、土星の1日は10時間33分38秒であるという。科学者たちはこれまで、土星の1日の長さがわからないことを何十年も歯がゆく思っていた。 これは重要な発見だ。「太陽系のどの惑星についても、1日の長さは根となる特性ですから」と、NASAの土星探査機カッシーニのミッションに参

    土星の1日の長さが判明、太陽系で唯一謎だった
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2019/01/29
    表面に特徴が無く、土星の磁軸は回転軸とほぼ完全に一致。自転による磁場の変化が検出不可能。土星の1日は10時間33分38秒
  • 月食中の月に隕石が衝突、観測はおそらく初

    1月20日の皆既月の様子。左に見える白い光の点が、隕石が月に衝突した地点を示している。(PHOTOGRAPH BY CHRISTIAN FRÖSCHLIN) 米国時間の1月20日、皆既月で赤銅色に染まった「ブラッドムーン」を人々が見上げていた時、予期せぬ幸運に恵まれた人たちがいた。隕石が月にぶつかった閃光を目にしたのだ。 「めったに起きない出来事がそろいました」と、米ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校の博士号候補生、ジャスティン・カワート氏は話す。「このくらいサイズの物体は、だいたい週に1回は月にぶつかっています」とカワート氏。だが、この観測が事実だと確認されれば、月の間にこのような衝突が記録された初の例となるかもしれない。 月の最中に、観測していたある人が衝突らしき瞬間を発見。ソーシャルニュースサイト「Reddit」の宇宙コミュニティに投稿し、他のユーザーたちの反応を待った

    月食中の月に隕石が衝突、観測はおそらく初
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2019/01/24
    皆既月食が始まったばかりの世界時4時41分、月の西側にある直径85kmほどのクレーター「ビュルギウス」の南で、ごく小さな光の点がきらめく。隕石の衝突。すごい。
  • 地球を周回する新たな天体を確認、月とは別 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    ちりでできたコーディレフスキー雲の1つと、地球、月、太陽の位置関係を示すイラスト(原寸には比例していない)。(ILLUSTRATION BY GABOR HORVATH) 地球の周りを回る天体は、月だけではないのかもしれない。半世紀以上にわたる憶測と論争を経て、ハンガリーの天文学者と物理学者のチームが、地球を周回する2つの天体の存在をついに確認したと発表した。 研究成果は、学術誌「Monthly Notices of the Royal Astronomical Society」に掲載された。論文によると、地球から40万キロ余りという、月までの距離と同じくらいの位置に潜んでいた謎めいた天体を、研究チームは苦心の末にとらえたとのことだ。天体は2つとも、すべてちりでできているという。(参考記事:「太陽系外衛星の存在が濃厚に、確認されれば初」) 近いけれど見えない こうした天体の存在はずいぶん前

    地球を周回する新たな天体を確認、月とは別 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2018/11/09
    オカルトの類かと思ったら違った。コーディレフスキー雲。個々の粒子は直径1μmほどの塵の雲がラグランジュ点にあるらしい。謎だ。
  • 当局発表:ツタンカーメンの隠し部屋はなかった

    ツタンカーメン王の墓で、地中探査レーダー(GPR)を使用して西の壁の奥に空間がないか探す技術者。2018年の調査は、イタリア、トリノ工科大学の専門家が中心となって進められた。(PHOTOGRAPH BY KENNETH GARRETT, NATIONAL GEOGRAPHIC) エジプト、王家の谷にあるツタンカーメン王墓で入念なレーダースキャンが実施され、玄室の壁の奥にあると期待された隠し部屋や通路が、いずれも存在しないことが決定的に判明したと、エジプト高官が発表した。 ギザの大エジプト博物館(GEM)で開かれていた第4回国際ツタンカーメン大エジプト博物館会議の中で、エジプト考古最高評議会のムスタファ・ワジリ事務局長の代理人が明らかにした。 調査が始まったきっかけは、ナショナル ジオグラフィックが支援するエジプト学者ニコラス・リーブス氏が、3300年前のツタンカーメンの墓の後ろに第18王朝

    当局発表:ツタンカーメンの隠し部屋はなかった
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    halca-kaukana 2018/05/08
    地中探査レーダー(GPR)について詳しく。2018年2月、3つの独立したチームが、それぞれ異なる周波数(高、中、低)を用いて行った。が、空洞らしきものは見つからなかった。残念だなぁ…
  • さよならカッシーニ、ついに土星衝突軌道に突入

    2009年8月、春分や秋分のように土星のちょうど半分が太陽に照らされる姿(昼夜平分)をカッシーニは初めて目撃した。太陽は土星の赤道の真上に来ている。(PHOTOGRAPH BY NASA, JPL, CASSINI) 9月15日、土星の空で輝くひと筋の光が1つの時代の終わりを告げる。NASAの素晴らしい土星探査機カッシーニが最期を迎えるのだ。(参考記事:「土星探査機カッシーニ、最終ミッションを開始」) カッシーニが土星系の探査を開始したのは2004年のこと。それから13年にわたり、土星とその衛星の周りを自由自在に飛び回り、無数の指令を実行し、45万枚以上の画像を地球に届けた。(参考記事:「土星の環から地球が見えた、NASAが写真公開」) 燃料が尽きた後も永遠に土星系を周回させたいところだが、土星の大気に突入して自分自身を破壊することが、カッシーニの最後の科学ミッションになる。 「ミッション

    さよならカッシーニ、ついに土星衝突軌道に突入
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    halca-kaukana 2017/09/13
    土星の未知なる姿を届けてくれてありがとう。最後までご安全に!
  • 祝20周年!探査機が撮った火星の絶景写真36点

    2017年7月4日は、NASA(米航空宇宙局)が送り込んだ探査車(ローバー)が火星の地表で稼働してから20周年にあたる日だ。1997年の同日、探査機「マーズ・パスファインダー」が火星への着陸に成功。その後3カ月にわたって探査を実施し、火星の大気と気候を分析、岩石や土壌の組成を調査した。(参考記事:「米スペースX、壮大な火星移住計画を発表」) このパスファインダーに続いて、NASAは8台の探査機を火星に送り込んでいる。 2004年には、「スピリット」と「オポチュニティ」が火星に着陸し、水の痕跡を探る。岩だらけの火星の地表の写真を何千枚も撮影。データを収集した結果、火星はかつて水の惑星であったと信じるに足る証拠を発見した。その後、スピリットは息絶えたが、オポチュニティは今でも機能している。(参考記事:「火星の重力マップ公開、驚きの新事実が明るみに」) 2012年8月、火星に送り込まれた探査車の

    祝20周年!探査機が撮った火星の絶景写真36点
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2017/07/07
    「マーズ・パスファインダー」火星着陸から20年。その後、「スピリット」「オポチュニティ」、「キュリオシティ」と続く
  • 【図解】NASA、太陽“かすめる”探査機を投入へ

    月への有人飛行から星間空間への到達まで、NASAは多くの難しいミッションを成功させてきた。しかし、地球から最も近い恒星である太陽へ探査機を直接送り出したことはない。何がそれを妨げてきたのか? 太陽の灼熱だ。(参考記事:「ボイジャー1号の太陽系外到達を確認」) 太陽自体の表面温度は約6000℃だが、コロナと呼ばれる一番外側の大気層の温度は約200万℃にもなる。(参考記事:「高温のコロナ、太陽活動の相関関係」) NASAの太陽探査ミッション「パーカー・ソーラー・プローブ」プロジェクトの科学者ニコラ・フォックス氏は、「太陽の表面と外層大気の温度逆転は大きな謎で、これまで誰も説明することができませんでした」と言う。(参考記事:「太陽表面の現象、実験室で再現に成功」) 2017年5月31日、NASAは、これまで「ソーラー・プローブ・プラス」と呼んでいた太陽探査機の名称を、1958年に太陽風を発見した

    【図解】NASA、太陽“かすめる”探査機を投入へ
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2017/06/03
    「パーカー・ソーラー・プローブ」太陽の表面と外層大気の温度逆転、太陽風の謎を探る