日本時間9月30日午後7時39分、欧州宇宙機関(ESA)の彗星探査機「ロゼッタ」がチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星に衝突し、ミッションを終えました。 ロゼッタは、太陽系ができたばかりの頃から、含まれる物質や姿が変わらないと言われる「彗星」を探査し、太陽系の歴史を知ることを目的とした探査機です。2004年に打ち上げられ、10年かけて彗星に到達し、周回軌道に入りました。 ロゼッタは周りから彗星を観測するだけではなく、小型の着陸機「フィラエ」を搭載しており、2014年にロゼッタから投下され、史上初めて彗星に着陸しました。しかし、フィラエは着陸に失敗してしまい、機体が見失われてしまいます。それから2年経った今月2日、ミッション終了間近のロゼッタが初めてフィラエを見つけ、撮影したことが話題になりました。 30日の午前5時50分、ロゼッタが彗星に衝突するための、エンジンの噴射が行われました。 そして、午