宇宙日本食候補、新たに33品目=来年5月にも認証へ−宇宙機構 宇宙航空研究開発機構は5日、国際宇宙ステーション(ISS)に日本人宇宙飛行士が持って行く「宇宙日本食」の候補として、新たに33品目を選定したと発表した。今後、保存性やパッケージの安全性などの試験を実施し、来年5月以降、合格した物から順次認証する。 〔写真特集〕スペースシップ〜宇宙の旅へ出発!〜 宇宙機構は2007年、日本人宇宙飛行士の長期滞在開始を前に、栄養維持やストレス軽減の面から日本人になじみの深いカレーやおにぎり、ようかんなど28品目を宇宙日本食と認証。若田光一さん(51)ら日本人飛行士がISSに持って行き、各国の滞在クルーからも好評を得ている。 宇宙機構はさらに品目を増やすため、昨年7月から12月にかけて新たな日本食を募集。108品目の応募の中から、(1)長期保存が可能(2)調理しやすい(3)食べる際に飛び散らない−
綾瀬はるか、再び「大河」主演=「精霊の守り人」ドラマ化へ−NHK NHKの大河ファンタジー「精霊の守り人」で主人公を演じる綾瀬はるか。ドラマは2016年春から3年にわたって放送される=28日、東京 女優の綾瀬はるかが、2016年から3年にわたり放送されるNHKの大河ファンタジー「精霊の守り人」に主演することになり、28日の制作発表会見に出席した。ドラマは上橋菜穂子さんの「守り人」シリーズが原作。大河ドラマ「八重の桜」にも主演した綾瀬は、「『綾瀬さんに懸かっています』と上橋さんに言われ、プレッシャーはあるけれど、しっかりとした人間ドラマにしたい」と抱負を語った。 〔写真特集〕NHK大河ドラマの出演者〜「八重の桜」 綾瀬はるかさん〜 昨年の「八重の桜」では会津戦争を戦ったヒロインを熱演した綾瀬だが、「精霊の守り人」で演じるのは、「新ヨゴ皇国」の皇子チャグムを守るために短槍で戦う30歳の女用心
ソ連版シャトル「夜間飛行」=未明の引っ越し作業−モスクワ 6日未明、モスクワ市内を移動するソ連版スペースシャトル「ブラン」試験機 【モスクワ時事】「ソ連版スペースシャトル」と呼ばれる宇宙船「ブラン(吹雪)」の実物大の試験機の展示場所が変わり、6日未明(日本時間同日早朝)、ロシア・モスクワ中心部で引っ越し作業が行われた。 ブランは全長約36メートルで米スペースシャトル(同約56メートル)よりひと回り小さい。1988年に初宇宙飛行に成功した。ソ連崩壊により、実用化には至らなかったものの、その技術は今も国民の誇りだ。 試験機はゴーリキー公園に93年から展示され、市民に親しまれた。このほど約15キロ北の国民経済達成博覧会(VDNKh)会場に移されることになり、機体は分解後、パトカーが先導するトレーラーで時速5〜10キロで運搬された。(2014/07/06-09:13) 前の記事へ 次の記事へ
7月に海底滞在訓練=星出さん「船長」役で−NASA 宇宙航空研究開発機構は11日、宇宙飛行士の星出彰彦さん(45)が今年7月、米フロリダ州沖の海底施設での滞在訓練(NEEMO)にコマンダー(船長)役として参加すると発表した。 この訓練は、海底に設置された閉鎖環境を使い、国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在や月、火星など将来の有人探査に必要な能力を向上させる目的。日本人初のISS船長を務めた若田光一さん(50)も2006年、コマンダー役で参加している。(2014/06/11-12:08)
だいち2号のアンテナ展開=予定より半日遅れ−宇宙機構 宇宙航空研究開発機構は26日、鹿児島県・種子島宇宙センターから24日にH2Aロケット24号機で打ち上げた陸域観測技術衛星「だいち2号」のアンテナ展開に成功したと発表した。アンテナを開く装置に一時不具合が生じ、予定より約半日遅れとなった。宇宙機構が詳しい原因を調べている。 〔図解〕だいち2号の概要 宇宙機構によると、アンテナは全長約10メートル。打ち上げ時は折りたたまれており、2回に分けて開く。固定する留め金を火薬で外した後、モーターでゆっくりと開くが、25日夜、2回目の展開がうまくいかなかった。26日午前にモーターの駆動回路を予備系統に変更して再挑戦したところ、無事に展開したという。(2014/05/26-15:51)
小型衛星の通信妨害=無免許開設容疑で運転手告発−総務省 ダンプカーに無免許で設置したアマチュア無線機で運転手仲間らと交信し、小型衛星の通信に障害を与えたとして、総務省関東総合通信局は13日までに、電波法違反(不法無線局の開設)容疑で、川崎市の男性運転手(25)を警視庁四谷署に刑事告発した。 同通信局によると、今年2月に多摩美術大の小型衛星がH2Aロケットで他の衛星とともに打ち上げられたが、データ通信を受けられないと大学側から申し出を受けて調査を開始した。 その結果、小型衛星と同じ周波数で通信を繰り返していた無線機の存在が判明。今月12日、東京都新宿区歌舞伎町の工事現場に出入りしている複数のダンプカーを発信源と特定し、このうち1台を運転していた男性を突き止めた。 男性は無免許での無線機設置を認め、「衛星と同じ周波数とは知らず、通信を妨害する意図はなかった」と話しているという。 関東総
太古の月、自転軸ずれていた=「かぐや」データで解明−九大など 約40億年前の月には、地球と同じような大規模な磁場が存在し、自転軸も現在と数十度異なっていたことを、九州大と東京工業大の研究チームが、日本の月探査機「かぐや」のなどの観測データ解析から明らかにした。論文は4日付の英科学誌ネイチャー・ジオサイエンスに掲載された。 地球の内部には高温で溶けた鉄の核があり、これが北極をN極、南極をS極とする二つの磁極を持つ大規模磁場を生んでいる。一方、現在の月は内部まで冷えているが、過去には地球同様に溶けた鉄の核があり、大規模磁場もあったと推定されている。 九州大の高橋太准教授らの研究チームは、月面に局地的に残る磁場が、過去の月の大規模磁場の強さや方向などを記録していると考え、かぐやなどの観測データを詳しく解析。その結果、約40億年前には大規模磁場が存在し、現在の極地から約30〜45度緯度がずれた
遺伝性難聴の要因解明=新薬開発に貢献期待−順天堂大など 遺伝性難聴のうち最も多い「コネキシン26」(GJB2)と呼ばれる遺伝子の変異が原因となるタイプについて、順天堂大と理化学研究所などの研究チームが3日、発症の仕組みを解明したと発表した。新薬の開発などへの貢献が期待できるという。 生まれながらにして耳が聞こえない先天性難聴は1000人に1人の割合で生じ、そのうち半数以上は遺伝性とされる。最も典型的なGJB2が原因の難聴は、鼓膜で受けた音の振動を電気信号として神経に伝えることができず、根本的な治療法は見つかっていない。(2014/03/04-03:29) 前の記事へ 次の記事へ
日本史に手塚漫画=世相振り返る出題で−センター試験 手塚治虫の漫画が使われた日本史の問題 18日の大学入試センター試験の日本史で、漫画家手塚治虫の生涯を取り上げて、近現代の政治や社会経済などについて答える問題が出され、漫画の一場面が掲載された。 使われたのは、自伝的作品「紙の砦(とりで)」で、軍需工場に動員された主人公が隠れて漫画を描き続ける場面。満州事変以降の軍需産業と経済について解答を求めた。 同じ大問では、テレビアニメ「鉄腕アトム」が放映された高度成長期の世相や、手塚が同作品に込めた思いから戦後の科学技術と社会問題について答える小問も設けられた。 大手予備校のベネッセと駿台は、この大問を「やや難」と評価。特に科学技術の設問について「やや細かな事項が扱われ、多くの受験生は苦労したと思われる」と分析した。(2014/01/18-20:45) 前の記事へ 次の記事へ
ISS運用延長、前向きに対応=「宇宙分野で日韓連携」−下村文科相 【ワシントン時事】宇宙探査をめぐる閣僚級会議「国際宇宙探査フォーラム」の初会合が9日、35カ国の代表が出席して米ワシントンの国務省で開かれた。ホルドレン米大統領補佐官(科学技術担当)は会合で、国際宇宙ステーション(ISS)の運用期限を2020年から24年まで4年間延長する方針を表明。下村博文文部科学相はこの後の記者会見で「わが国としても前向きに考えるべきだ」と述べ、米国と足並みをそろえる方向で日本政府内の調整を進める考えを示した。 〔写真特集〕宇宙の神秘 コズミックフォト 会合ではフォーラムの次回会合を16年か17年に日本で開催することを決定。休憩時間中には下村氏が韓国の出席者に対し、安倍晋三首相の靖国神社参拝を念頭に「日韓関係には政治的課題があるが、文化・宇宙といった部分で連携できるところは連携したい」と語り掛ける場面も
船外活動、無事終了=次回は23日−ISS 【ワシントン時事】国際宇宙ステーション(ISS)の米国人宇宙飛行士2人は21日、故障したISSの冷却システム修理のため、約5時間半にわたり船外活動を行った。2人は23日に再び活動に当たる。この際に修理が終わらなければ、25日に3回目を実施する。 2人は21日、不具合の原因となっているポンプの交換に向けた準備を進め、ISS内の若田光一さんもロボットアームを操作して支援した。作業は想定より早く進み、予定していたケーブルの取り外しなどに加え、問題のポンプを別の場所に移動させる工程まで終了した。(2013/12/22-06:00) 次の記事へ
「新星爆発」瞬間捉えた=ISSのX線観測装置−理研など 国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」に設置された観測装置「MAXI」が捉えた新星爆発の瞬間(右下の矢印部分)=2011年11月(JAXA、理化学研究所提供) 理化学研究所と宇宙航空研究開発機構は14日、国際宇宙ステーション(ISS)日本実験棟「きぼう」に搭載された全天X線監視装置(MAXI)で、重い白色矮星(わいせい)が爆発する「新星爆発」直後に発する明るいX線を初めて捉えたと発表した。 新星爆発は、太陽ほどの重さの恒星が年老いて白色矮星になった後、すぐ近くの恒星(連星)のガスを吸い取り、核融合反応を起こして表面が爆発する現象。爆発後、数日から数百日間は可視光で明るくなるため観測できる。太陽の8倍以上の恒星などが起こす超新星爆発とは異なる。(2013/11/14-18:20) 前の記事へ 次の記事へ
巨大隕石落下の証拠発見=2.1億年前、岐阜と大分で−カナダにクレーター 巨大隕石落下の証拠発見=2.1億年前、岐阜と大分で−カナダにクレーター 岐阜県坂祝町の木曽川沿岸に露出した約2億1500万年前の地層(黄色の点線部分)。カナダにクレーターを残した巨大隕石の成分が見つかった(尾上哲治熊本大准教授提供) 岐阜県坂祝町の木曽川沿岸と大分県津久見市の津久見湾沿岸に露出した約2億1500万年前(三畳紀後期)の地層から粘土岩を採取、分析したところ、巨大隕石(いんせき)の成分物質が含まれていることが分かった。九州大と熊本大、海洋研究開発機構の研究チームが16日付の英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに発表した。 【動画】ロシア隕石落下映像=携帯電話のカメラで撮影 熊本大の尾上哲治准教授は「カナダ・ケベック州には直径約100キロの『マニクアガン・クレーター』があり、年代が一致する。直径3.3〜7
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く