主原料は「逆境とよき仲間」=性能計算書の伝統も復活−イプシロン 主原料は「逆境とよき仲間」=性能計算書の伝統も復活−イプシロン 打ち上げに成功した新型ロケット「イプシロン」の性能計算書の表紙。旧宇宙科学研究所以来の伝統で、実在の焼酎ラベルをもじっている(宇宙航空研究開発機構提供) 主原料は逆境とよき仲間−。新型固体燃料ロケット「イプシロン」の打ち上げ成功を受け、開発責任者の森田泰弘宇宙航空研究開発機構教授は14日、ロケットの軌道計算などを記した「性能計算書」を公開した。 固体燃料ロケットの打ち上げでは、性能計算書の表紙に遊び心を加えるのが旧宇宙科学研究所以来の伝統。近年は日本酒などのラベルをロケットや搭載した衛星にちなんでパロディー化し、メッセージを加えるのが通例になっている。 先代ロケットの「M(ミュー)5」以来7年ぶりとなったイプシロンでも、この伝統は引き継がれた。今回は「絶対いい