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ブックマーク / honz.jp (3)

  • 『鳥類学者 無謀にも恐竜を語る』 - HONZ

    私は、1年のうち少なくとも3ヶ月は、海外で恐竜化石調査を行っている。主な調査地は、モンゴル・アラスカ・カナダ・中国、そして日である。2017年4月には、北海道むかわ町穂別から発見された日で最初の大型恐竜の全身骨格について、発表をした。全長8メートルのハドロサウルス科という恐竜で、全身の8割以上が揃っている、世紀の大発見だ。私の研究は、それだけではない。恐竜から鳥類への進化の過程についても研究をしている。爬虫類的な恐竜から、鳥型の恐竜へと進化していくそのプロセスに注目しているのだ。脳の進化、消化器官の進化、翼の進化など、「恐竜の鳥化」というものをキャリアのテーマとしている。私だけではなく、世界中の恐竜研究者の成果によって、最近では「鳥は恐竜である」ということが定着してきた。つまり、世界中の鳥類研究者は、“恐竜研究者”ということになる。 * 最初に『鳥類学者 無謀にも恐竜を語る』が出版され

    『鳥類学者 無謀にも恐竜を語る』 - HONZ
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2018/07/23
    「夏休みこども科学電話相談」でお馴染みのバード川上先生の著書を、ダイナソー小林先生が語る。「恐竜学に対する挑戦状ではなく、ラブレター」文庫化されてる。ラジオと合わせて読みたい
  • 『Xプライズ 宇宙に挑む男たち』 現実的な理想主義者たちが本気で宇宙を目指した - HONZ

    それは、あらゆる面で無謀なレースだった。 政府の支援を受けずに3人乗りのロケットを製造し、宇宙の入口へ2週間以内に2回到達した最初のチームに、1000万ドルの賞金が与えられる Xプライズと名付けられたこの国際賞金レースが発表された1996年時点では、政府の関わっていないロケットなど影も形も存在していなかった。宇宙船どころか「音速以上の有人航空機」を民間企業が製造した例すらなかった。高度100km以上と定義された宇宙の入口へ到達するためには音速の何倍もの速度が必要となるという一点だけを見ても、その難しさがうかがい知れる。大気圏への安全かつ効率的な再突入方法などの技術面だけでなく、ロケット打ち上げのために取得すべき許認可が数多くあり、乗り越えるべきハードル、考慮しなければならない事項は山積みである。 特筆すべきは難易度の高さだけではない。懸けられた1000万ドル(約11億円)という賞金もまた規

    『Xプライズ 宇宙に挑む男たち』 現実的な理想主義者たちが本気で宇宙を目指した - HONZ
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2017/05/22
    「Xプライズ 宇宙に挑む男たち」(ジュリアン・ガスリー/門脇弘典:訳、日経BP社)レースの発案者であるピーター・ディアマンディスとXプライズに挑んだ人々の物語。読みたい。
  • 『重力波は歌う アインシュタイン最後の宿題に挑んだ科学者たち』 - HONZ

    作者:ジャンナ ・レヴィン 翻訳:田沢 恭子、松井 信彦 出版社:早川書房 発売日:2016-06-16 2016年2月11日、重力波研究をかねてから支援していたアメリカの国立科学財団(NSF)のお膝元、首都ワシントンで記者会見が開かれ、前年の九月一四日に同国の重力波観測施設LIGOで重力波が検出されていたことが発表された。その存在が間接的にしか証明されていなかった重力波が直接観測され、一般相対性理論の正しさがまたも実証されたのだ。翌日には一般紙の一面を飾ったこのニュースをご記憶の方も多いと思う。今回の検出を、NHK・Eテレの《サイエンスZERO》はそのわずか10日後の放送で早々に取り上げ、《日経サイエンス》誌は翌月発売の号でさっそく詳しく報じた。こうした解説の多くで、そして書の副題でも、重力波はアインシュタイン“最後の宿題”と紹介されている。 1915年に一般相対性理論の論文を発表した

    『重力波は歌う アインシュタイン最後の宿題に挑んだ科学者たち』 - HONZ
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2016/06/18
    「重力波は歌う アインシュタイン最後の宿題に挑んだ科学者たち」ジャンナ・レヴィン、田沢恭子、松井信彦:訳、早川書房 訳者の松井さんによる解説
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