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ブックマーク / president.jp (5)

  • 全国初の「17歳の大学生」になったが…早熟だった「物理の天才」が、いまトレーラー運転手として働くワケ 「世の中にはプロを目指してもなれない人はいる」

    千葉大学が全国で初めて導入した「飛び入学制度」 1998年1月、佐藤和俊さんの人生は、一変した。 「飛び入学 3人合格」 当時、高校2年生だった佐藤さんには、新聞の見出しが面はゆかった。 「科学技術の最先端を切り開く人材を育てたい」と、千葉大学が全国で初めて導入した飛び入学制度。「高校に2年以上在籍した特に優れた資質を持つ17歳以上の生徒」に大学の入学資格を認めるもので、中央教育審議会がこの前年6月に制度化を答申していた。 合格者3人のうちの1人に選ばれた佐藤さんは、17歳の春、「大好きな物理の勉強に没頭できる」と意気揚々と大学の門をくぐった。 あれから22年。佐藤さんは今、大型トレーラーの運転手となって、夜明けの街を疾走している。 普通の入試では、千葉大に合格できそうにない あれは高校2年の、夏の朝のこと。私立成田高校(千葉県)の担任教師が、「千葉大学が『飛び入学』を始めるそうだ。誰か挑

    全国初の「17歳の大学生」になったが…早熟だった「物理の天才」が、いまトレーラー運転手として働くワケ 「世の中にはプロを目指してもなれない人はいる」
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2022/09/16
    研究職に就いて働きながら論文を書いて博士号も視野に入れていたが…。知り合いの子どもに理科を教えている話でいつかは研究職に戻れたら…と思う。
  • 「自閉症は津軽弁を話さない」この謎に挑んだ心理学者が痛感したこと それは「タメ語と丁寧語」に似ている

    自閉症の子どもは津軽弁を話さない。そんなの一言をきっかけに、心理学者の松敏治氏はことばと心の謎の解明に乗り出した。松氏は「最初は軽い気持ちで調べていたが、にまとめるまで十数年がかかった。現場の人々の経験や感覚に目を向けることの大切さを痛感した」という――。 「ことばと心の謎」に迫る研究のきっかけ ある日、町の乳幼児健診から帰ってきた心理士のが、ビールを飲みながら「自閉症の子どもって津軽弁しゃべんねっきゃ(話さないよねぇ)」と言ってきました。 障害児心理を研究する私は、「それは自閉症(自閉スペクトラム症:ASD)の独特の話し方のせいだよ」と初めは静かに説明してやりました。しかしは、話し方とかではなく方言を話さないのだと譲りません。 やり取りするうちに喧嘩になり2、3日は口を利いてくれませんでした。こちらも長年、その道の研究職であるつもりでしたから、たとえでもこんな意見は聞き捨て

    「自閉症は津軽弁を話さない」この謎に挑んだ心理学者が痛感したこと それは「タメ語と丁寧語」に似ている
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2020/10/10
    自閉症の子どもは周囲の人の言葉よりもDVDで視聴した言葉をパターン化して覚えるというのも興味深いし、研究テーマは身の回りにゴロゴロ転がっているのも面白い。この本を読みたい。
  • なにが起きても「それが人生、仕方ない」で済ませるフィンランド人の考え方 深刻な相談をしても相槌すらしない

    フィンランド人の暮らしや考え方はシンプルだ。フィンランド大使館で広報を務める堀内都喜子氏は、「人間関係もあっさりとしており、互いに深くは立ち入らない」という——。 会社に定時や朝礼はない フィンランドのデザインや建築を語る時、よく感じるのはシンプルで機能的。派手な美しさを追求したというよりも、スッキリとした自然な美。そして使っていて便利だったり、頑丈だったりもする。それはフィンランド人の暮らし方や働き方にも感じることができる。 家に行くと、それほど広くはない部屋に必要最低限の家具が置かれ、スッキリとしている。物もそれなりにあるのだが、収納をうまく使い、余分なものは置かない。子どもがいても、いろいろとおもちゃが広がっているのは子ども部屋だけ。他の部屋はシンプルなままだ。 職場も、今は極力ペーパーレスになったこともあり、書類で山積みの机を見ることは少ない。たとえ個室でなくとも一人ひとり、スペー

    なにが起きても「それが人生、仕方ない」で済ませるフィンランド人の考え方 深刻な相談をしても相槌すらしない
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2020/03/10
    物理的なパーソナルスペースも広いけど、心理的な他者との距離感も広いのかも。でも相手を拒絶するわけじゃない。ちょうどよく感じる
  • 女性初のロケット開発員が持ち続ける幼いころの夢 -JAXA イプシロンロケットプロジェクトチーム 開発員 南海音子さん【2】 | PRESIDENT WOMAN Online(プレジデント ウーマン オンライン)

    私が一貫して携わってきたのは、ロケットに搭載する電気系統システムの開発です。 ロケットにおける電気系統システムというのは、例えばイプシロンロケットでは主に4つの系統に分かれています。 まずは誘導制御系。これは打ち上げの際のロケットの舵を操作するシステムです。イプシロンは固体燃料、つまり火薬です。ただ火を点けただけではロケットも花火と同じ。それを燃料の切り離しなどのイベントをこなしながら、目標の軌道に向かわせるようにする役割を担っています。 次に地上に対してロケットの位置や温度、振動などのデータを伝える計測通信系、それから電力を供給する電力電装系。そして、最後に搭載点検系という最新型であるイプシロンならではの系統があります。 イプシロンロケットの大きな特徴の一つに――私たちは「モバイル管制」と呼んでいるのですが――ロケットの打ち上げ管制を小規模な設備で行なえることがあります。人工知能機能が搭

    女性初のロケット開発員が持ち続ける幼いころの夢 -JAXA イプシロンロケットプロジェクトチーム 開発員 南海音子さん【2】 | PRESIDENT WOMAN Online(プレジデント ウーマン オンライン)
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2014/05/14
    イプシロン電気系統開発、打ち上げの時のお話。現在2号機を開発。ロケットはすぐに結果が出るが、今度は長い期間のプロジェクトになる人工衛星の開発に携わりたい。
  • 「知識ゼロ」「女子ひとり」から頑張れた理由 -JAXA イプシロンロケットプロジェクトチーム 開発員 南海音子さん【1】 | PRESIDENT WOMAN Online(プレジデント ウーマン オンライン)

    JAXA(宇宙航空開発研究機構)で働きたかった理由を一言でいえば、やっぱり星が好きだったから、ということになるのだと思います。 私は小笠原諸島の父島で生まれ育ちました。夜になると島はどこにいても星空に包まれていて、例えば晩御飯の後に外を歩いたり海岸に行ったりするとき、ふと空を見れば、満天の星があり、そのあいだを人工衛星がゆっくり動いているのを見つけてはしゃいでいたものです。ギリシャ神話のや星座に興味があったので、両親にを買ってもらって何度も読み返している子供でしたね。 それから同じく小学生のとき、探査衛星ボイジャーのドキュメンタリーがNHKで放送され、とても感動したことをよく覚えているんです。自分が生まれる前に打ち上げられた衛星が、天王星に近づいて太陽系の外に出ようとしている。なんてすごいことなんだろう、って。 実は父島にはJAXAの前身であるNASDA(宇宙開発事業団)の基地局があり

    「知識ゼロ」「女子ひとり」から頑張れた理由 -JAXA イプシロンロケットプロジェクトチーム 開発員 南海音子さん【1】 | PRESIDENT WOMAN Online(プレジデント ウーマン オンライン)
    halca-kaukana
    halca-kaukana 2014/05/14
    H2A、H2B搭載電子機器の開発に携わり、イプシロンプロジェクトチームの南海音子さん。父島で生まれ育ち満天の星空を見て、ギリシャ神話を愛読。旧NASDAへ。ロケット開発に女性が配属されるのは初めてで、驚かれた。
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