家庭エネルギーの65%を太陽から:発電+熱回収のユニット 三菱重工グループ 2009年7月15日 平城 奈緒里/Infostand 三菱重工業グループの菱重エステートなど菱重興産グループ7社は7月14日、OMソーラー(本社:浜松市)と共同で、太陽光発電と太陽熱回収を複合した住宅屋根置きユニット『エコスカイルーフ』を製品化すると発表した。太陽光発電単独で設置する場合よりも高効率・省スペースで容易に導入できるという。 エコスカイルーフは、三菱重工製タンデム型太陽電池パネルと、OMソーラーシステムを一体化。太陽電池パネルと屋根面との間に、空気の流路を確保。流れる空気で太陽電池側から熱を回収し、電気と温風を作り出す。 居住空間の暖房や給湯に利用できるだけでなく、太陽電池裏側の温度上昇を抑え、発電効率が低下しにくい。また太陽エネルギーの利用効率が高まるため、出力3kWの太陽光発電ユニット設置スペース