【読売新聞】 可児市は、11月下旬に市内にオープンする予定の生活雑貨店「無印良品」の店舗内に、市立図書館分館を整備する。無印良品に図書館が設置されるのは全国初。同店ならではのデザイン力を生かし、市民に親しみやすい図書館を目指す。 新
人の体温やパソコンなど小さな熱源を利用して発電し、ねじったり折り曲げたりできるシートを開発したと、奈良先端科学技術大学院大(奈良県生駒市)の河合 壮 ( つよし ) 教授らの研究チームが発表した。 耐久性もあり、日本や欧米で特許を申請。実用化すれば車のエンジンや工場の配管など、様々な熱を有効利用できるようになるという。 独科学誌「アドバンスト・ファンクショナル・マテリアルズ」電子版に論文が掲載された。 開発したのは、筒状になった炭素分子「カーボンナノチューブ」で作った布に「クラウンエーテル」という液体の有機化合物と塩化ナトリウムなどを染み込ませ、樹脂でパッキングした厚さ約1ミリのシート。カーボンナノチューブと有機化合物の相互作用で、太陽電池と似た性質を持つ有機半導体ができ、光の代わりに熱(温度差)に反応して発電する。 実験の結果、150度の高温に1か月間さらしても、ほとんど劣化せず発電でき
JR東海が2027年の東京(品川)―名古屋間の開業を目指しているリニア中央新幹線の「起点」となる品川駅と「終点」の名古屋駅の概要が判明した。 東海道新幹線の通常運行を続けながら地下に大規模な新駅を建設するため、工期は10年以上に及ぶ見通しだ。 リニアの品川新駅は、東海道新幹線品川駅の真下の地下約40メートルにつくる。新幹線のホームに並行する形で、長さ約1キロ・メートル、最大幅約60メートルの巨大な空間にホームを二つ建設し、各ホームには2編成ずつ計4編成のリニアが停車できる。 終点の名古屋駅も地下約30メートル(新幹線ホームからは約40メートル)に建設し、品川駅と同様に4編成のリニアが停車できるようにする。 品川、名古屋両駅ともエスカレーターとエレベーターで地上の新幹線ホームと結ぶ。エスカレーターを使った場合の乗り継ぎ時間は3~9分という。
乳幼児期に親からよくほめられる子供は、他人を思いやる気持ちなどの社会適応力が高くなることが、科学技術振興機構の長期追跡調査で明らかになった。育児で「ほめる」ことの重要性が、科学的に証明されたのは初めて。3月7日に東京都内で開かれるシンポジウムで発表する。 筑波大の安梅勅江(あんめときえ)教授(発達保健学)らの研究チームは、2005~08年、大阪府と三重県の計約400人の赤ちゃんに対し、生後4か月、9か月、1歳半、2歳半の時点で成長の度合いを調査した。調査は親へのアンケートや親子の行動観察などを通して実施。自ら親に働きかける「主体性」や相手の様子に応じて行動する「共感性」など、5分野25項目で評価した。 その結果、生後4~9か月時点で父母が「育児でほめることは大切」と考えている場合、その子供の社会適応力は1歳半時点で明らかに高くなった。また、1歳半~2歳半の子供に積み木遊びを5分間させたとき
自民党税制調査会は6日、企業のペーパーレス化に対応する一環として、企業や地方自治体などがサラリーマンや公務員の給与の源泉徴収票と給与明細書を、電子メールで交付できるよう制度変更する方針を決めた。所得税法は、企業が従業員に対し、源泉徴収票などを書面で渡すことを義務付けているが、来年の通常国会に所得税法改正案を提出する。自民党税調では2007年1月にも実施したい考えだ。 多くの企業では社内LAN(構内情報通信網)などの情報技術(IT)化の進展で、従業員への連絡を電子メールで行うケースも一般化しつつある。このため、給与明細などの交付も電子化を認める必要があると判断した。経理担当者の事務負担を軽減する効果もあると見ている。確定申告が必要な従業員などから申し出があった場合は、従来通り書面での交付を義務付ける。
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