狩野芳崖とは? 1951.2.27、文化人切手シリーズ第七弾として、狩野芳崖切手が発行されました。明治期の日本画家で近代日本画の父と言われる人のようですね。芸術方面のことは全く知らないので、名前さえ初めて聞きましたが、江戸と明治をつなぐ日本画家として有名な人のようですね。 狩野芳崖の人生 狩野芳崖は代々長府藩の御用絵師の家系に生まれ、先祖代々、長府藩の御用絵師として自由で進歩的な考えを持っていたようです。長府藩は藩主自らが絵を描くなど、御用絵師の必要性が低く、藩の経費で芳崖の江戸留学が決まるほど、自由さがありました。 芳崖も修行当時から先進的な考えを持っており、江戸狩野派の手法を守る師匠としばしば論争を繰り返し、破門の危機を何度も迎えるぐらい自己主張が強かったようです。 芳崖の絵は接収的な空間表現の中に、西洋の手法を取り入れた新しい形の前衛的な絵画であり、江戸から明治に変わる頃には、「古き