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ブックマーク / totodaisuke.weblogs.jp (9)

  • サブプライム危機の真犯人

    「現在の金融危機を招いたのは、返済能力がない人たちに、金融機関が詐欺まがいの強引な貸し付けを続けたからだ」といった説がまかり通っている(日だけでなく、米国でも)。しかし、金融機関をスケープゴートとする俗説が事実に基づいていないことが、最近発表された論文で明らかになっている。 "Anatomy of a Train Wreck - Causes of the Mortgage Meltdown" (Stan J. Liebowitz, Oct 2008) によれば、2006年以降のデフォルト率はサブプライムかプライムかで大きな変化はなく、むしろ重要な区別は金利が固定金利ローンか、変動金利ローンかである、としている(下記のチャートをご参照)。 確かにデータを見ていると、貸し倒れの推移トレンドは上のサブプライムローンと、下の通常のローンで差はない。むしろ、サブプライムの方は2000年~2002

    サブプライム危機の真犯人
    hamasta
    hamasta 2009/01/27
    そもそもレバレッジの効く金融業そのものがインチキみたいなもの、とはさすがに書かれていないか、、、
  • 原価は開示すべきものではない

    ネット生保原価開示で大反響 「1日24万PV」、問い合わせも殺到 との見出しで、J-CASTニュースが取り上げてくれました(記事へのリンク)。今回興味深かったのは、この記事で引用されている大手生保広報室からのコメント: 『保険料は、保険の種類、サービスのレベルで水準が異なっています。保険に加入するときに、コンサルティングをしたり、契約内容を確認したり、定期的にお客 さまに訪問したりすることが不可欠なサービスだと考えています。付加保険料は、サービスに応じて定めているわけです。』 ここまで読んで、まったく正論だと思った。ネットでは対面型のサービスがない分、付加保険料は低くてすむ。これに対して、対面型の販売モデルを取っている会社はサービスが「定期的にお客さまに訪問したりする」分、付加保険料は高くなる。 理解できなかったのは、そこから「原価は開示すべきではない」というロジック: 『サービス内容も含

    hamasta
    hamasta 2008/12/11
    アドセンス広告みれば何がベストかはわかる。
  • 生命保険 立ち上げ日誌: 100万のカイゼン=イテレーション

    (* 書いている途中でアップされたままだったので、書き直しました) アマゾンのCEO、ジェフ・ベゾスのインタビューを読んで、ネットビジネスの成功の秘訣と、ライフネット生命への示唆について考えさせられた: アマゾンの創業者、ジェフ・べゾスが偉大なイノベーターであると、つい信じてしまいがちである。しかし、べゾスが米国を代表する大企業の仲間入りすることができたのは、イノベーションとはほとんど無縁である。それはむしろ、「イテレーション」(反復)が理由である。アマゾンが何かを象徴するとすれば、それは最先端のネット企業が、ゆっくり時間をかけて育って成功する、ということである。コツは、100万とある細かいステップをコツコツやっていくことと、自分の間違いから早く学びそれを是正することである。 新しいビジネスというと、つい、何かとても「新しいもの」を作らなければならない、と思ってしまう。しかし、実際はそうで

    hamasta
    hamasta 2008/05/12
    ネット書店で勝ち抜いたのはamazonだけ、それはなぜか? 答え:ピザ2枚で喜ぶ最高の技術チームがいたから。 ソース→http://www.aoky.net/articles/steve_yegge/tour_de_babel.htm
  • 大切にしているもの

    我らがネットライフは自分にとっては4社目となるのですが、仕事をする上でずっと大切にしてきたことが、三つある: ひとつが、自分が尊敬できて好きな人と一緒に働けること。 BCGへの就職を決めるトリガーとなったのが、働いてた人たち。当時の自分から見て、切れ味鋭く洗練されていて、それでいて茶目っ気のある人たちが、活き 活きと働いていたことに惹かれて、入社した。ICGに移るときは、BCGで一番かわいがってくれた先輩について行った。リップルウッドでは、面接で会った 関西弁のおじさんに惹かれて入社し、CEOのコリンズの人なつっこさが好きだった。 ひとつが、自分なりに、なんらかの社会的意義を見出せ、ささやかながら社会へインパクトを与えている、という手ごたえを得られること。 BCGでは戦略コンサルという立場で大企業のパフォーマンスを上げるために寄与していると信じていた(今思えば、それほどでもないが)。ICG

    hamasta
    hamasta 2008/04/02
    司法修士にならず、、、か
  • 普通の業界へ

    友人から送られてきた、BCGの欧州保険業界のレポート("Creating Competitive Advantage --- The European Insurance Landscape")を読んだ。 日の生保業界ばかりを見ているうちに、いつのまにか、「セイホは特殊な業界だから」ということで、通常の経営戦略などの議論とは別に考えようとする癖が身についていることに気がついた。 しかし、欧州の100社以上の保険会社を分析したレポートを読んだ感想としては、「そうか、保険も普通のビジネスと同じように考えていいんだ」というものであり、これは当たり前のようでいて、ある種の新しい発見をもたらしてくれた。 いわく、持続的な競合優位性を築くためには、経営者は以下のことをやらなければならない: 株主価値創造のこだわり。細かい単位で収益性を正確に管理し、同時にその収益を支えるためにどれだけの資当に

    hamasta
    hamasta 2008/03/29
    「持続的な競合優位性を築くためには、経営者は以下のことをやらなければならない」 お客さんは保険に何を求めるのか
  • 生命保険の罠

    週末、会社に来ていて、近所の屋に立ち寄ったら一冊のが目にとまった。講談社新書から出た「生命保険の罠」。業界人には刺激が強そうだが、なかなか面白い。月曜の朝、会社に持ってきたら、別の同僚もすでに買っていた。 保険会社内部の運営実態を暴露するような部分については評価は分かれようが、一般の方には分かりにくい保険商品について、その仕組みに立ち返って問題点を指摘している部分については、「ごもっとも」と思う箇所が少なくない。 ● たとえば、60歳で払い込みが終わる終身型医療保険が使う、「60歳から、保障はそのままで保険料がゼロになります」というキャッチコピーについて。 「60歳までに、60歳以降の残りの人生の分も保険料を前もっていただいておく仕組みです。お客さまのその残りの人生は約50年あるものと想定しています。つまり、50年分の保険料を前倒しで払ってもらうことになっています」と伝えるべきでは?と

    生命保険の罠
    hamasta
    hamasta 2007/11/27
    耳が痛い?? その理由がよくわからない、、、
  • 世界を壊す金融資本主義

    今日も元気に6時半に自転車で出社。途中、新宿御苑で24時間営業をしているフレッシュネスバーガーを発見したのが、今日の収穫か。午後、重い物を乗せて走ってたら、ブレーキを壊しちゃった。困ったなぁと思っていたら、ご近所の新宿大京町に出張自転車修理サービスがあるとのこと。感激!夕方に来てもらって、直してもらいました。 夜は、元日銀幹部の方と会。順不同で興味深い話題を: 「忙しいから新規事業に着手できない」という企業の言い訳をたまに聞くが、忙しいときほど目の前の業務をルーティンでこなすべきであり、忙しいときほど、経営者はより遠く将来を見て意思決定するべきではないか これだけ変化のスピードが早くなった世の中では、新規事業なんてどうなるか分からない。大事なのは、大きなスジを見誤らないことと、変化に柔軟に適合していくことだ サルコジの仏大統領当選は世界中に「あのフランスですら規制緩和だ」という波を作り、

    hamasta
    hamasta 2007/05/10
    マネー≒流動性 と当たり前のように話している。
  • 会社なんて勝手だ。

    「会社のため」と「自分のため」をホンキで天秤にかけなきゃならない場面では、絶対に「自分のため」を譲ってはいけないよ、と痛感した私の原体験を二つほど。 コンサルティング会社で働いていた頃、総合商社に勤める親友を引き抜いた。ちょうどゴールデンウィーク前に前職を離れることになっていたので、久しぶりに休みをとって奥さんを旅行に連れて行きたいと話していた。新天地での挑戦は連休明けから、ということで。 すると、会社の人事から、「貴方に入ってもらおうと思っていた自動車メーカーのプロジェクトがもうすぐ始まる。だから、連休明けスタートでは困る。連休直前から出社して欲しい」。彼は泣く泣く、予定していた奥さんとの旅行をキャンセル。しかし、いざ出社してみると、このプロジェクトは顧客の都合でキャンセルされていた。彼は連休の間の5月1日、2日を、オフィスでやることもなく座っていたという。 同じく、コンサルティング会社

    hamasta
    hamasta 2007/04/18
    「どこまでも対等だ」であれば、、、
  • 賢者からの手紙

    世界一の投資家であるウォーレン・バフェットの名は聞いたことがある人が多いと思うが、彼の投資活動の母体となっているのが Berkshire Hathaway という保険会社であることは、わが国では意外と知られていない。 HBSの仲間に、「新しい保険会社を作るんだぁ」と話すと、皆が「あぁ、お前は日のバフェットを目指すんだね」と言われる。それはそれで、悪い気がしなかったりする(笑)。 バークシャーの実績を見ると、なぜバフェットが伝説的な投資家として、米国であがめられているかが分かる: 保有する有価証券の一株当たり時価 ・ 1965年: $4 ・ 2005年: $74,129 (年率28%) しかし、彼が尊敬されるのはこのような投資実績に加えて、保有している同社の株を売却せずにネブラスカの片田舎で質素な生活を続けていること、そして世の中を見渡す鋭い視点と、ユーモア溢れる人間味溢れるキャラクターで

    hamasta
    hamasta 2007/02/18
    バフェットさん
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