深夜、下腹部の激痛で目が覚めた。呼吸もままならないほど痛みが強くなり、やがてお腹全体の強烈な痛みと強烈な排便欲(便秘はしておらず、便も出なかった)に襲われた。 救急車を呼んだ。痛み止めを点滴されると、痛みはすっかり収まった。精密検査の結果、痛みの震源地に良性の腫瘍が見つかり、後日手術を受けることになった。 痛み止めで痛みがすっかり引いたあと、なんだか申し訳ない気持ちになった。これだったら家でロキソニン飲んで(診療明細を見ると、点滴はロキソニンだった)、朝になったら通常の外来に行くべきだったのだ。貴重な救急医療を無駄遣いしてしまった。罪悪感MAX。 救急車を呼ぶとお金がかかるんだったら、まだこの罪悪感は薄らいだ。アメリカみたいに5万円くらいかかるなら、まあ強烈な痛みあったし、イーブンかなと思える。 治療を受けるまで、自分が救急車レベルの重症かどうかわからない。だからこそ、うっかり間違ったとき