マイグレーションによるデータ移行について | R-Labs
今回は、Ruby on Railsのマイグレーションによるデータ移行についてお話します。 新しく入ったプロジェクトでマイグレーションを実行したら、エラーが起きてテーブルが作成できないことがありました。マイグレーションファイルを見たら、以下のようなコードが書かれており、マイグレーションによるデータ移行部分でエラーになっていました。 class AddColumnToModels < ActiveRecord::Migration def self.up add_column :models, :column, :string Model.named_scope.each do |model| # モデルに関する様々な更新処理。実際はもっと複雑でした。 model.update_attributes!(:column => "example") end end end エラーの原因は、マイグレ
第4回 移行計画3：「移行データ」は入念に調査・分析する
移行計画書の精度を上げる二つ目のポイントは「移行データ」（図1）。移行の対象物となり得るのは「データ」「ディスク装置やネットワーク装置などのハードウエア」「電源やサーバー・ラックなどの施設」というように多岐にわたる。これらのうち，特に入念に調査・分析しておくべきなのは，データである。 具体的には，現行システムが保持するデータを棚卸しして，新システムで必要になるものを洗い出す。重複するデータは整理する必要があるし，テスト用データなどの“ゴミ”が混入しているなら取り除くことも必要。このとき，現行システムの仕様書があると，その内容を信頼してしまいがちだが，実態は全く異なっていることも多い。仕様書を過信せず，現行システムを実際に調査してチェックすることが欠かせない。 データ調査のポイントは「現行システムでのデータの持ち方（ファイルかデータベースか）」「更新の有無とタイミング」「原本データか複製デー
1
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く
