FSNLP(Foundations of Statistical Natural Language Processing)は自然言語処理業界の中では知らない人はないというほど有名な本(英語)。出版年度は古く、内容もかなり時代遅れになってきつつあるのだが、自然言語処理の広い範囲を網羅した本ということで、英語を読む訓練をかねて新入生が輪読をするのはこの業界の風物詩。 うちの研究室(黒橋研)でもその輪読をしていて、B4(学部4年)とM1(修士1年)の他に、M2(修士2年)も復習と新入生の指導という意味合いで参加している。ぼくはM2なので、やはり参加している。 (ここから先は本の内容にからむことなので、FSNLPと合わせて読んでください) 7章 "Word Sense Disambiguation" の Figure 7.8、EMアルゴリズムのところ(ここは errata があるので、修正されたバ