回り将棋は将棋盤を使用した一種のスゴロクであり、プレーヤーは2~4人。各々「歩」の駒を四隅に置いて始めます。2人でやる場合は対角線に1個ずつ置きます。 サイコロの代わりに金将4枚を盤上で振って、表を向いた駒の数だけ進みます。ただし特例があって 全部裏返しになった場合は20とします。 駒が立った場合、横向きに立ったら5, 縦向きに立ったら10, 逆さに立ったら100とします。むろん逆さ立ちはめったに起きない現象で、私も見たことありません。 駒が盤上からはみ出した場合は1回休みです。地方によってこれを「ションベン」といいました。また盤上に残った金将が示している数だけ後退というルールの地方もあるようです。 回り将棋は地方ごとにルールのバリエーションが非常に多いゲームです。 基本的に一周してきた場合「昇格」するのですが、この昇格のさせ方として、一周内側に入れるという「順路昇格方式」と、ひとつ上のラ