生産性という言葉があります。単位時間当たりに何ステップのコードを書けるかを指します。プロジェクトの見積ステップ数を生産性で割り、必要な要員数を勘定するなんてことはめずらしくありません。人月の計算と要員の手配をしている管理側にとっては楽な方法です。 生産性の均一化は本末転倒 そこで出てきたのが、「誰が書いても同じコード」になることが重要で、それを実現するために、ドキュメントをいっぱい書かなくてはいけないという話。大手SIerは、大体同じことを考えていると思います。 http://d.hatena.ne.jp/higayasuo/20080325/1206421786 穴埋め式の解答欄と同じように、穴埋めにロジックを書けば誰でも同じものが出来上がる。誰でもできるから単価を下げられるし、見積値のブレも小さくなる。大手SIerの経営層はそう考えて、研究部門にフレームワークを作らせたり見積手法の研究