結晶性を持つIGZO-TFTが登場。構造的な安定性が増し、さらなる高精細化や低消費電力化が可能になる。また有機ELディスプレイなどへの応用も可能で、会場には13.5インチの4K有機ELパネルも展示されていた。 シャープは6月1日、高い結晶性を有する酸化物半導体(IGZO)の新技術を発表した。半導体エネルギー研究所(SEL)との共同開発。スマートフォンなどモバイル機器向けの液晶ディスプレイをさらに高精細化、あるいは低消費電力化が可能になる。 IGZOは、In(インジウム)、Ga(ガリウム)、Zn(亜鉛)で構成する酸化物をTFT(薄膜トランジスタ)に用いた液晶。従来のアモルファスシリコンに比べて電子の移動速度が20~50倍も早く、同じ駆動電力であれば小型化や高精細化が可能。また可視光を透過する薄膜となるため、バックライトの光を抑制して消費電力を下げることができる(→関連記事)。 今回の新技術は
富士通研究所は、次世代の移動体通信システム「LTE-Advanced」を対象にした高性能信号処理技術を開発した。システム全体のスループットを向上させることができる「マルチユーザーMIMO」を採用したときに、端末側で高精度に自分宛ての信号を分離する技術である 計算機シミュレーションで信号分離技術の効果を確認したところ、多くのユーザーが同時に通信する状況(信号電力対雑音電力が20dB程度のとき)でデータ伝送速度が最大で約1.5倍に改善されたという。今後、推定精度の改善や実際の試作を進め、2015年ころの実用化を目指す。 自分宛ての信号だけを取り出したいが… 次世代の無線LAN技術「IEEE 802.11ac」やLTE-Advancedを採用した無線システムでは、複数の端末に信号を送信するときに、「同一時刻」、「同一の周波数チャネルで」、「複数端末へ干渉させることなく」、データを送り届ける「マル
いままでJavaとWebアプリの知識だけでそこそこごまかしが効いているけど、そろそろ賞味期限切れなのでモバイルアプリの知識を習得しないと老害化してしまう これは、とある勉強会で知り合った方が今年の2月ごろにツイートしていたものです。それを読んだとき「それならば新しいことに挑んでみましょうよ! 」と思って、1つのWeb記事を紹介しました。 今日はその記事を通して、未知の世界へ旅立つ・新しいことに挑戦する意義について書いていこうと思います。 ■コンフォートゾーンから飛び出せ 「コンフォートゾーン」という言葉があります。意味は「心地良い空間」。そこにいると高いパフォーマンスを出せるそうです。使い慣れたプログラム言語とフレームワークで仕事をしていたり、気の合う仲間たちと仕事をしていたりするような状況でしょうか。ですが、自分や組織をさらに成長させるためには、この「コンフォートゾーン」から抜け出す必要
STマイクロエレクトロニクスの「H3LIS331DL」は、3軸の全てで最大400gと大きな衝撃を検知することが可能な加速度センサーである。低消費電力モードにおける動作時は、10μAという低消費電流を実現している。 STマイクロエレクトロニクスは2012年5月、3軸のMEMS加速度センサー「H3LIS331DL」を発表した。3軸の全てで最大400gと大きな衝撃を検知できる点を特徴としている。自動車用のドライブレコーダ、医療用モニター装置などの用途に向ける。また、アイスホッケーやアメリカンフットボールといった衝撃の大きなスポーツで使用する衝撃モニターの用途も想定している。その他、貨物監視システムの衝突監視機能や、家電製品の耐衝撃機能を強化することも可能だという。 加速度の検出範囲は、±100g、±200g、±400gの3種類から選択できる。検出結果は12ビットのデジタル信号に変換した後、SPI
プロが認める大容量も、誰もが使える手軽さも。 異なる容量・メーカーのHDD/SSDを混在でき、ドライブの追加・交換も容易にできる! これまでの常識を覆す、最先端のRAIDストレージシステム「Drobo(ドロボ)」。 映像、画像、音楽、ドキュメントなど、コンテンツがあふれる時代。外付HDDでは容量が足りない、大容量RAIDストレージは扱いが難しいなど、データストレージ選びでジレンマを抱えていませんか。 最先端のBeyond RAID®テクノロジーを備えた「Drobo」なら、使いやすさと圧倒的な大容量を両立。その革新性は世界中で賞賛を浴びています。 ※ SMR方式のHDDはサポートされておりません。対応HDDについてはこちらのページをご確認ください。
Hadoopをバッチ処理の高速化に活用しているノーチラス・テクノロジーズは、ビッグデータのブームに真っ向から異論を唱える。「ビッグデータは中身のないバズワード」と断言する代表取締役社長 神林飛志氏に、その真意を聞いた。 Hadoop=ビッグデータは大きな誤解 ノーチラス・テクノロジーズは、基幹系システム向けのミドルウェアを手がける国産ベンチャー。Webサービスのように決して派手ではないが、「そもそもダウンすると、飛行機が飛ばないとか、病院で人が死んでしまうとか、電車が動かないとか、生活に影響が出る分野」(神林氏)という、まさにミッションクリティカルな領域のITで、同社の製品は活用されている。 同社の「Asakusa Framework」は、Hadoopを活用した分散処理により、基幹系バッチの高速化を実現する。神林氏は、「Hadoopというと、WebやSNS系、BIやデータ解析での使い方がメ
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