くびれによってビールが流れる量が制限され、飲むペースがゆっくりになるという「ゆっくりビアグラス」。350ミリリットル缶1本分が注げる=東京都で2024年7月16日午前10時36分、松山文音撮影 3倍ゆっくり味わって――。クラフトビール大手「ヤッホーブルーイング」(長野県軽井沢町)は16日、ビールが飲み口にゆっくり流れる形状の「ゆっくりビアグラス」を発表した。通常のグラスに比べて約3倍、飲むペースが遅くなるという。ビールをたくさん飲んでもらいたいビールメーカーがなぜ自ら「ブレーキ」をかけるような、飲みづらいグラスを開発したのだろうか。 どんなグラス?