秋の京都旅、最適な電車は「阪急、京阪、それともJR」?多様な座席指定車両と「得意なエリア」から分析してみた 7月21日、阪急京都線に有料座席指定サービス「PRiVACE」がデビューした。「PRiVACE」の登場により、大阪~京都間を走る阪急、京阪、JRの各社に座席指定車両が運行することになった。 一方、阪急、京阪、JRは京都側のターミナル駅にて、「強いエリア」と「弱いエリア」が存在する。そのあたりの事情を加味しながら、大阪~京都間の鉄道の使い方を考えてみたい。 三種三様の座席指定車両 阪急、京阪、JRは大阪~京都間に座席指定車両を設定しているが、同じ座席指定車両といっても実態は三種三様である。 まずはデビューしたばかりの阪急の「PRiVACE」から。「PRiVACE」は特急系種別(特急、通勤特急、準特急)の一部に連結されている。現在は1時間あたり2~3本の設定だが、2025年度には1時間あ