金融庁が「仮想通貨交換業者等の検査・モニタリング 中間とりまとめ」を発表しました。 これは、コインチェックが不正アクセスを受け、ネットに接続された状態で管理していた暗号資産(※金融庁は当該公表では仮想通貨ではなく暗号資産としています)が流出するという事案がきっかけとなり、金融庁がモニタリングや立入検査を実施した内容をまとめたものです。 そして、金融庁は、立入検査において、暗号資産のリスク特性を適切に評価の上、システムリスク管理態勢などを整備しているか、マネロンなどの不正行為を防止するための実効的な対策を実施しているか、利用者資産を適切に分別管理しているかなどを重点的に検証したとしています。 今回は、この金融庁の「中間とりまとめ」の内容について確認していくことにしましょう。 仮想通貨交換業者の問題点が分かると思います。 仮想通貨交換業者の規模 検査等で把握された実態 まとめ 仮想通貨交換業者