Published 2024/09/29 19:39 (JST) Updated 2024/09/29 19:55 (JST)
国家公安委員長兼防災担当相の山本順三参院議員(愛媛選挙区選出)の閣僚就任を祝うため1月に愛媛県今治市で開かれた会合で、同市職員が事務局を担当していたことがわかった。地方公務員法は特定の政党や内閣を支持する目的での政治的行為を制限しているが、同市の菅良二市長は14日、「法令違反にあたらない」とのコメントを出した。 山本氏も14日の衆院予算委員会で「招待を受けて出席した。特段の問題はないと考えている」と答弁。立憲民主党会派の今井雅人氏の質問に答えた。ただ同市の担当者は14日、報道各社の取材に対し、今後も同様に祝賀会事務局を担当するかについて「指摘を受けないようその時の状況に応じて考えたい」とした。 市総務調整課によると、会は「就任祝賀会」の名目で、菅市長ら地元政財界関係者4人による発起人会が主催。昨年12月に市長から課に話があり、2005年に開いた地元選出の村上誠一郎衆院議員(愛媛2区)の閣僚
自民党の村上誠一郎・元行革相(発言録) (加計学園や森友学園の問題は)日大アメフト部の悪質タックルとよく似ている。監督はいまだに選手に指示出していないと。だけど、選手はタックルでけがさせたわけでしょ。永田町に振り替えてみれば、命令していないというけど、(公文書を)改ざんしているわけでしょ。 国会を愚弄(ぐろう)するというか、国会軽視。パブリックサーバント(公僕)が一番やっちゃいけないことを2年近くもやり続けていることだけでも万死に値する。行政の長の総理と財務省の最高責任者の麻生さんの責任は絶対に免れない。壊した本人がどうやってうみを出して、立て直すことができるのか。 森友も加計も最初否定してて、あとで文書がでてきて、改ざんまでしていた。今までの行動パターンをみたら、総理が本当のことを言ってると思えない。愛媛県の職員がなぜウソをついてまで書く必要があるのか。(県職員は)忠実だから、ウソは書い
村上誠一郎・元行革相(発言録) (財務相の)麻生さんは今まで、佐川国税庁長官は適材適所と言い切ってきたが、改ざんが発覚して、「佐川」と呼び捨てし、正直いって非常に尊大な態度だ。ご本人のためにもならないし、自民党が内閣支持率が30%を割り込みそうな状況に大きな影響を与えたんじゃないか。 (前文科次官の)前川さんの講演について、文科省が教育基本法に抵触するようなことをやった。下手をすれば、自民党がそういうことを希望していると忖度(そんたく)し、やられたととられかねない。 昨日の(「安倍政権をおとしめるために意図的に変な答弁をしているのか」と財務省の理財局長に問うた)和田(政宗)さんのような質問すると、自民党は公務員に対してそういう考え方を持っているのかということで、全省庁にそうとられかねない。(国会内で記者団に)
“キーパーソン”の佐川宣寿前国税庁長官がようやく国会で証人喚問される。先日の自民党総務会で吠えた村上誠一郎元行革担当相が安倍晋三首相に退陣を直言した。 *** 今回の森友問題では政治や行政に対する国民の不信が大変なことになっている。しかし、財務省の文書改ざん問題として官僚に責任を押し付けようとしている。政治家が責任をとらなくていいのだろうか。結局はシワ寄せが弱いところへ行ってしまう。自民党の議員は政治家として良心の呵責を感じなくていいのだろうか。 森友問題、加計問題、稲田さんの防衛省の日報問題など、これまでに出てきた問題はどれもみな安倍晋三首相のお友達、心の友に対して人事や仕事を優遇してきたことが原因ではないだろうか。今回の森友問題では無謬(むびゅう)の伝統を受け継いでいた財務省が決裁文書の改ざんに手を染めた。問題の出発点は安倍さんその人である。 森友問題はこのままだと、結局、自民党や安倍
「森友学園」への国有地売却に関する財務省の決裁文書が書き換えられた問題について、自民党の村上元行政改革担当大臣は、安倍総理大臣には行政の長として責任があり、猛省すべきだという考えを示しました。 そのうえで、「竹下総理大臣の時に予算の成立と引き換えに大所高所の判断をしたことがあった。予算案や関連法案があるので、そろそろ大所高所の判断をすべき時期に来ているのではないか」と述べました。 また、村上氏は、野党側が求めている佐川前国税庁長官の証人喚問について、「ここまで大きな問題になっているし、籠池前理事長が証人喚問を受けたのに、佐川氏になにもしないのでは政治における正義が果たされない」と述べ、証人喚問を行うべきだという考えを示しました。
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