事件当時、病棟の浴室に染みついた黒いカビ。壁一面、天井に至るまで浸食し、穴が開いている箇所もあった=神戸市西区神出町勝成、神出病院(関係者提供) 男性患者同士でキスをさせる。陰部にジャムを塗って、別の患者になめさせる。粘着テープで頭をぐるぐる巻きにする。看護師たちは抵抗できない相手をもてあそび、笑っていた-。神戸市西区の精神科病院「神出病院」であった虐待事件は発覚から3年が過ぎ、組織は健全化を進めている。しかし、同じような事件は全国で後を絶たない。患者を人と思わぬ行為と、それを黙認する集団はどうして生まれるのか。(前川茂之、小谷千穂) 事件は、誰が通報したわけでもなかった。 2019年9月、神戸市内の夜道でまた女性が襲われた。背後から突然抱き付かれ、口をふさがれ、下着の中に手を入れられる。 前月から連続で起きた強制わいせつ事件。兵庫県警の捜査線上に浮かんだのが、神出病院で看護助手を務める2
Published 2023/07/08 17:54 (JST) Updated 2023/07/08 22:49 (JST) 国民民主党の玉木雄一郎代表は8日、次期衆院選を巡り立憲民主党の泉健太代表が呼びかけた、共産党を含む野党間での候補者調整を拒否すると強調した。訪問先の奈良市内で記者団に「共産、あるいは共産と組む政党とは一切調整しない。立民が共産と組むなら、候補者調整や選挙協力はできない」と述べた。 泉氏が、候補者調整と選挙協力は異なると説明している点に関し「候補者調整は選挙協力の一形態で同じだ」と疑問視した。 立民の岡田克也幹事長は神戸市内で記者団に「共産に限らず、自民党の数を減らすとの大局観に立って調整を進めたい」と語った。
世界平和統一家庭連合那覇家庭教会=那覇市内 銃撃事件から1年の節目で実施した琉球新報アンケートでは、回答した議員全員が教団との関わりを否定した。一方、教団側にも自民党とのつながりが指摘された関連政治団体「国際勝共連合」の県本部を県内の教団拠点から移転させるなど、事件の影響を感じさせる動きがあった。本紙取材に応じた団体関係者からは、6月施行のLGBTなど性的少数者への理解増進法など岸田文雄政権が進める政策への不満も漏れた。事件を契機に露呈した「政治と宗教」の問題は、両者の関係に微妙な変化ももたらしている。 「前代表から個人的にお願いされて引き受けた」。昨年9月から国際勝共連合沖縄県本部の代表を務める男性は7日、本紙の電話取材に代表交代と本部移転の経緯をこう説明した。 県選挙管理委員会に提出された資料によると、昨年9月15日、教団の関連政治団体「国際勝共連合」の県本部の所在地が、旧統一教会の沖
迷惑系YouTuber・へずまりゅうが6日、結婚式を行い、青汁王子、宏洋、黒川敦彦らとともに、反社会的カルト集団「政治家女子48党」の尊師・立花孝志を招待していたが、当日、体調不良を理由にドタキャンしていたことが明らかになった。 尊師・立花孝志は、結婚式でスピーチをする予定だったが、これもキャンセルされた。 「『NHKから国民を守る党』とは何だったのか?」(新評論・1650円)の著者で、「政治家女子48党」を取材している選挙ウォッチャーちだいは、「前日にはブルーノート東京でジャズを鑑賞していたはずで、体調不良とは信じがたい。へずまりゅうの結婚式より優先するべきところから御招待の御連絡があったのではないか。スピーチよりも長く話をしなければならなかったかもしれない」とコメントした。
朝日新聞が7月4日付朝刊1面トップで〈株所得 報告3割未満〉と題した記事を報じた。内容は株を保有していると報告した国会議員のうち、所得等報告書に配当金や売却益など「株による所得」を報告したのが3割未満だったというもの。同記事は、条件によっては記載の義務がないルールであることを問題視し、「議員の資産を国民の不断の監視と批判の下におく」とする国会議員資産公開法の理念と乖離していると批判している。 【森山裕氏のお金年表】210万円の出資がおよそ1000倍の約20億円に増えた!「フューチャー」株で年間配当4000万円を得られるようになるまで 報告不要になってしまっている配当所得が特に多い議員として記事で名前が挙げられていたのが、自民党選対委員長の森山裕衆院議員(78)だ。 森山氏は2022年、株の配当を約4300万円も受け取っていたという。株を所有するだけで受け取れる“不労所得”にあたる配当がそこ
「『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)に初出演したときは、緊張から前日は一睡もできませんでした。新年度から環境が変化したことで免疫力が落ちていたのか、奥歯が炎症を起こし、放送中は口の中が血だらけ(笑)。不器用なので、入念に準備をしないと気が済まない性分です」 そう笑って話すのは、政治ジャーナリストの岩田明子さん。元NHK解説主幹で、故・安倍晋三元首相に“最も食い込んだ記者”として知られるだけに、「クール」な印象を抱く人も多いはず。ところが、実際に話してみると、社交的、かつあけすけな人となりに驚く。この話しやすさに、安倍元首相も胸襟を開いたのかもしれない。 「講演などで初めて対面でお会いする方からは『もっと怖い人かと思っていました』、『もっと大柄な人かと思っていました』とお約束のように言われるんです(笑)。“バリバリのキャリアウーマンで休日は海外旅行をしているような悠々自適な人”のように
毎日新聞の情報公開請求に対し長崎市が開示した平野さんの小論文=2023年7月5日午前9時9分、樋口岳大撮影 長崎市の長崎原爆資料館の展示更新に意見を述べる運営審議会の2023年度第1回会合が7日開かれる。市が2人を選ぶ公募委員に、市民団体「在外被爆者支援連絡会」共同代表などを務める被爆2世の平野伸人さん(76)が応募したところ落選した。選考対象となった3人の中でなぜ平野さんが落選したのか。市への情報公開請求で入手した文書などで探った。 市は25年度末の展示更新完了を目指し、23年度に基本計画を策定する方針。審議会は展示更新について意見を述べる。市は、審議会の委員(20人、任期2年)として学識経験者や被爆者団体代表、市議、公益団体代表らを選び、市民からも2人を公募。応募者のうち平野さんら3人が選考対象になった。
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