この本は2017年読書感想文コンクールの課題図書(小学校低学年の部)になっているものです。 文の量としてはそれほど多くないのであっさり読めるし、おもしろいお話です。 印象に残ったポイントを挙げておきます。 巣箱の起源てそうだったんだ 鳥が大好きだったベルレプシュだんしゃくというドイツの人が、100年ほど前に、たくさんの鳥に会いたくて考えた末に作ったのが巣箱。 自分の家の周りの木々に数千個も巣箱を取り付けた。 ドイツ中の木や森が葉巻虫という害虫にやられたときに、この男爵の家の周りの木々だけが助かったことで、いっきに巣箱が普及したのだとか。なぜかわかりますか? 好きなことにこだわることの大切さ 彼にはたぶん、世界的に巣箱が普及するきっかけを作りたいとか、そんな想いはなかったのだろう。 自分がやりたいことにとてもこだわって行動したことが、たまたまだけど、こういう結果になったのだ。 好きなことにこ