新社長田中孝司氏の指揮の下、「Android au」のキャッチコピーを掲げてスマートフォンに注力しているKDDIが、気になる端末を発表した。4月上旬以降に発売するHTC製Android端末「HTC EVO WiMAX ISW11HT」は、日本初となる“WiMAX対応スマートフォン”だ。さらに、3GとWiMAXどちらのネットワークでもテザリングができ、最大8台を接続できるWi-Fiルーターにもなる。 テザリング解禁、驚きの料金設定 端末の細部を見ていく前に、同モデルの特徴と注意点について触れておきたい。何といっても注目なのが思い切った利用料金だ。まず、テザリングに追加料金は必要ない。さらにWiMAXは通常のスマートフォン向けデータ通信プランに“525円”を足すだけで使い放題になってしまう。例えばISフラットに加入していた場合、データ通信料はIS NET込みで6300円となる。WiMAXの利用