12月27日、米原発サービス会社について数千億円規模の減損が発生する可能性が出ている東芝は、綱川智社長(写真)らが緊急会見し、来年2月中旬までに損失額を確定する意向を示すとともに、原子力事業について「位置づけを見直すこともあり得る」などと述べた(2016年 ロイター/Toru Hanai) [東京 27日 ロイター] - 米原子力事業で数千億円規模の減損が発生する可能性が出ている東芝<6502.T>は27日、綱川智社長らが緊急会見し、来年2月中旬までに損失額を確定するとともに、主力と捉えていた原子力事業の位置付けを将来的に見直す可能性を示唆した。巨額損失になれば金融支援に発展する可能性もあり、経営再建に不透明感が出てきた。 同社の原発子会社である米ウエスチングハウス(WH)は昨年末、米原発サービス会社CB&Iストーン・アンド・ウエブスター(S&W)を買収。当初はのれんを8700万ドル(約1