先月・3月までに、ヨーロッパからのワインやチーズ、カナダなどからの牛肉の輸入量が大幅に増えています。背景には経済連携協定の発効があります。 財務省が発表した3月までの品目ごとの貿易統計によりますと、EUからの輸入品では、2月と3月の2か月間でワインが去年より32%増えたほか、チーズも14%増加しました。 また、TPPに参加するカナダやニュージーランドからの牛肉の輸入も、1月から3月までの3か月間で、どちらもおよそ2倍に増えています。 経済連携協定が発効したことで幅広い品目で関税が下がり、卸売業者などが輸入を増やしていることが背景のひとつになっています。 食品スーパー「成城石井」では、フランスやイタリアなどの輸入ワインの一部で、2月から1本あたり最大で300円ほど値下げした結果、販売本数が2か月で8%増えたということです。 星野鉄兵酒販課長は「EU産のワインを初めて手にとるお客様も増えている
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