衆院本会議中に鳩山由紀夫首相(手前)にメモを書きながら説明する前原誠司国交相=17日午後、国会内、飯塚悟撮影衆院本会議中に前原誠司国交相が書いたメモ=17日午後、国会内、飯塚悟撮影 17日の衆院本会議中、鳩山由紀夫首相の隣に前原誠司国土交通・沖縄担当相が座り、外交・安保問題をめぐって「指南」する場面があった。前原氏は持っていた資料の裏にメモを書き、首相も身を乗り出して聞いていた。 メモには「地位協定」「日米安保再定義(来年50周年)」などの個条書き。脇には「日本が押す ↑」「アメリカが押す ↓」などの矢印があり、「米軍再編(普天間)」は「↑」、「アフガン・パキスタン」は「↓」と記されていた。 米軍再編問題で鳩山政権は迷走気味。前原氏はこれまで「まず外相と防衛相が交渉すべきこと」としてきたが、首相に助け舟を出したとみられる。やりとりの中身について前原氏は、記者団の問いかけに「内緒」と言