長野県上田市に本社を置く長野県連合青果(株)(以下「レンゴー青果」)と長野市所在の(株)長印ホールディングス(以下「長印HD」)は、持株会社設立による経営統合に向け協議を開始すると発表した。 両社は、人口減少による食糧消費量の減少や社会構造の変化による消費者ニーズの多様化・高度化、国内農業生産力の低下等による青果卸売における市場の落ち込みを背景に、流通構造の変化に対応できる盤石な経営基盤とノウハウを確立させるべく経営統合に向けた協議・検討を進めている。 低迷している青果卸売市場での生き残りともいう地方卸売市場の存続を目指し、両社は共同持株会社を設立し事業基盤の強化を狙う。 まず長印HDとその100%子会社である青果卸の(株)長印を合併させ、長印が存続法人となった上で、平成27年10月1日を目途に、株式移転による共同持株会社を設立させる予定。 従来どおりレンゴー青果と長印の2社体制を維持する
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