先日、勤務先で教員向けに N-gramを用いたコンピュータ処理による古典研究法の講習をし、例として三経義疏の分析をやってみました。文系のパソコンおたく仲間である漢字文献情報処理研究会のメンバーたちで開発したこのNGSM（N-Gram based System for Multiple document comparison and analysis）という比較分析法に関しては、2002年に東京大学東洋文化研究所の『明日の東洋学』No.8 に簡単な概説（こちら）を載せ、その威力を強調してあります。それ以来、宣伝し続けてきたのですが、文系の研究者には処理が複雑すぎたため、まったく広まりませんでした。 ところが、一昨年の暮に、上記の主要な開発メンバーであった師茂樹さんが、私の要望に応えてきわめて簡単で高速な形に改善してくれました。その結果、大学院の私の演習に出ている院生たちは、１回講習したらほと

「国旗損壊罪」法案　日本を侮辱する目的で日本国旗を傷つける行為を罰する「国旗損壊罪」を盛り込んだ刑法改正が、今国会で審議される可能性が出てきた。 1月26日、自民党の議員有志でつくる「保守団結の会」所属の議員らが下村博文政調会長と面会し、「国旗損壊罪」を盛り込んだ刑法改正案を今国会に議員立法で提出するよう要請し、27日、下村氏は記者会見でこの提出を容認する考えを示したという。 自民・高市氏ら「国旗損壊罪」国会提出要請　外国国旗と同等の扱いを 改正案は日本の国旗を損壊するなどした場合、２年以下の懲役か20万円以下の罰金を科す内容だと伝えられている。26日以降、各紙がこの件について報じている（日経新聞デジタル１月26日記事（共同通信）、朝日新聞デジタル1月28日記事、毎日新聞デジタル１月26日記事などを参照）。 同趣旨の法案は2012年の国会で一度、提出され、廃案となっている。これをもう一度、

筆跡が同一の署名がたくさんあるのは以前から気づいていたが、死者転出者の署名が山ほど出てきたことには流石に引いている。確定的な証拠はないが、現状が指し示しているのは組織的な動きがあったことだろう。 調査前は無駄だと思っていたが、やる… https://t.co/tZPzlZd6Fu

登録日2014/01/19（3757日経過）記録初日2014/01/19（3757日経過）読んだ本1526冊（1日平均0.41冊)読んだページ436587ページ（1日平均116ページ）感想・レビュー1342件（投稿率87.9%）本棚8棚性別男外部サイトTwitterURL/ブログhttp://blog.goo.ne.jp/xizhou257/自己紹介歴史関係の本を主に読んでます。

何か最近過剰に雑誌のムーを持ち上げている話が広まっていますが、東日本大震災後に震災に絡んだ地震兵器や予言の記事を載せていたので、ちゃんと覚えてない人が変に脱臭して美化するのやめてほしいと思う。

宇崎ちゃん献血ポスター叩きが起こったときに、社会学者の肩書の方が一人でもそれに反対する声をあげていたら、今の社会学全般への厳しい風当たりは遙かに和らいでいたはず。その事例だけではないが、そういう例が累積している。

付け加えると、90年代後半以降に登場した官製ならびに右派系メディアでの「日本の伝統」称揚コンテンツは、歴史修正主義を基盤にした〈国民の物語〉としての性格が濃厚なため、ホブズボーム先生たちの仕事をさらに一歩越える必要があるのではない… https://t.co/DLiq913LWc

新型コロナウイルス対策では女性リーダーの国の奮闘が目立つ。しかし先進国の水準からかけ離れて女性の影が薄い国、それが日本だ。政治分野の男女格差指数は全世界で最下位に近い。男女の「共同参画」から最も遠いニッポン政治について、自民党の稲田朋美、国民民主党の山尾志桜里両衆院議員が語り合った。【司会は専門編集委員・古賀攻、写真は宮間俊樹】 男ばかりの政治～「女性目線がないと政策偏る」（稲田さん）/「政治の可動領域狭まる」（山尾さん） ――お二人のイメージは両極かもしれませんが、山尾さんは「保育園落ちた」の問題、稲田さんはシングルマザーを支援する税制改正に取り組み、実は結構重なっている。その経験から日本の政治をどう感じましたか。 ◆稲田さん　私は弁護士出身なので、能力さえあれば男女の別なく登用されると考えてきました。でも初当選の時から、自民党の女性議員は減りこそすれ、増えていない。女性が少ないのは、能

県議会の録画を視聴した。参考人だった当事者男性は「足立区が滅んでしまう」発言の議員に理解を示し、「性的少数者への差別禁止は危うい」と条例に反対の意見を述べていた。「多様性を標榜しながら他者を攻撃している」として、ＬＧＢＴ運動も批判… https://t.co/PKc9InhMp2

1987年にトランプが日本を名指ししてアメリカの軍事力にタダ乗りしていると批判する広告をNYT、WP、ボストン・グローブの３紙に出稿。費用は当時の金額で9万4000ドル、現在の価値で21万6000ドル（2270万円）。直前にトラン… https://t.co/8a45OU7ZbL

1月15日、金曜日。NHK内に激震が走った。看板番組、NHKスペシャルの収録直前のタイミングで、番組の放送延期が言い渡されたのだ。 問題の番組は、NHKスペシャルの枠で放送されている「令和未来会議」というシリーズ。毎回、さまざまなテーマについて何人もの専門家をネット会議システムで結び、リモートで討論してもらうという、いかにもデジタル化とコロナ禍の今の世の中らしい番組だ。 これまで外国人との共生、コロナ時代の仕事論などをテーマにしてきた。次は、今焦点の東京オリンピックをテーマに、有識者と視聴者を交えて数十人によるリモート討論を行う予定だった。人選は終わり、あとは17日の収録を待つのみという状況で、いきなり2日前に延期が言い渡された。 問題は、なぜ直前になって延期になったのか、その理由も誰の判断かも、現場に明確に知らされていないということだ。ここまで準備を進めてきた大型番組を、理由もなく直前に

何度も書いているけど、１）研究は批判したらいいし、２）研究者も批判したらいいし、３）研究界隈や学会も批判したらいいし、４）研究分野全体も批判したらいいけど、それぞれ手続きや求められる根拠が違うわけで、まさかとは思うけど１）や２）の根拠で４）ができるなんて思ってないよねっていう。

この間、コロナ医療の拡充がうまくいかないのは公立病院の労組が反対をしているからという報道がありました。 　 そんな中、朝日新聞に下記の記事が掲載されました。 　 取材に応じている看護師は支部の書記長です。労組が反対はフェイクです。… https://t.co/nFvHG4Z774

河村たかし名古屋市長は昨年12月14日の記者会見では「（10年前に市長が主導した）市議会のリコール運動でも10万人分ぐらいの無効署名が出た。それがええとは言わんが、そもそもそういうもの」と擁護していたはず。 河村たかし市長「僕は… https://t.co/SAQu1csqvX