ブックマーク / naagita.hatenablog.com (6)

  • 『60分でわかる!仏教書ガイド』に触発されて……こんな仏教書もどうでしょう? - ひじる日々

    友人の星飛雄馬さん(作家&編集者)が新刊『60分でわかる!仏教書ガイド』Kindle版,Evolving を上梓されました。 60分でわかる!仏教書ガイド 作者: 星飛雄馬 出版社/メーカー: Evolving 発売日: 2017/02/18 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (1件) を見る 仏教入門書をはじめ、瞑想実践書から三蔵経典まで仏教を学びたいすべての人へ向けた仏教書ガイドです! 自分の役に立つ、自分に合った仏教書を見つけることができるでしょう! (まえがき より) 職業柄か、よく「仏教について知りたいのですが、まず最初の一冊にはどれを読んだらいいですか?」「仏教の瞑想について書かれたで、おすすめのものはありますか?」といった質問を受けることがある。 そのような時、簡単に返答をするのは容易ではない。なぜなら、質問者の仏教への理解度に応じておすすめの入門書といった

    haruhiwai18
    haruhiwai18 2019/06/28
    "唐代の中国仏教が、会昌の廃仏によってあっという間に徹底的に破壊""これを読んでいると『シン・ゴジラ』で「この国はスクラップアンドビルドで立ち上がってきた」云々いってたの、寝言じゃね?と" →吹いた
  • 2016年第一回「ひじる仏教書大賞」を発表 - ひじる日々

    えーと、唐突ですけど当ブログで賞を作りました。 名づけて「ひじる仏教書大賞」です。 その年にブログ主が読んだ仏教書の新刊から、これはという作品を顕彰したいと思います。副賞とか、特にないんですけど。 さっそく2016年の仏教書から始めます。 第一回「ひじる仏教書大賞」は…… 大谷栄一・吉永進一・近藤俊太郎 編 『近代仏教スタディーズ』法蔵館 です。もうTwitterでもその旨お知らせしたので、なんのサプライズもありませんね。しかし、これは文句なしの名著だと思います。 近代仏教スタディーズ: 仏教からみたもうひとつの近代 作者: 大谷栄一,吉永進一,近藤俊太郎 出版社/メーカー: 法藏館 発売日: 2016/04/10 メディア: 単行 この商品を含むブログ (3件) を見る 最近盛り上がりを見せている近代仏教研究の最新成果を29人もの研究者がよってたかって紹介するという入門書的な作品です。

    2016年第一回「ひじる仏教書大賞」を発表 - ひじる日々
    haruhiwai18
    haruhiwai18 2019/02/12
    "伝説の宗教学&仏教書レビュアー「ソコツ」さんの正体が碧海寿広先生だと判明したことも、ネット界隈ではそこそこ大きなニュース" →どうやら、最近はあまりレビューを書いておられない模様。
  • 『大般涅槃経』に記された「正法」の見分け方(ragarajaさんへの回答を兼ねて) - ひじる日々

    ragarajaさんから再々反論をいただいた。 Ajitaさんにさらに反論しておこう。2008-12-23 いろいろ親切に教えて下さるのはありがたいが、大乗教徒の言説の矛盾については労をいとわず批判しておくべきだろう。 まず、大乗仏教の平等主義云々について。 文献考古学といった分野では、尼さんが出てくる部分は後世の付加という見解が大勢です。 散文と韻文があって、だいたい散文のほうが古い内容であることが知られていたり(その限りとも言えないですが、大勢として)、散文の部分にはぜんぜん尼さんが出てこないなどがあります。 内容的に古いと思われるスッタニパータにも全く尼さんは出てきません。 そりゃそうですよね、森林で猛獣と対峙したり、穴倉生活などをしてる部分で尼さんが1人や2人で暮らすなんて現実的に不可能ですから。 ですので、尼さんが出てくるような部分は、教団の性質が変容して、開けた場で祇園精舎のよ

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    haruhiwai18 2015/03/31
    米欄"鈴木大拙が戦後速攻で…すべての責任を平田篤胤一派と国体神道…に押し付けた上で…仏教の戦争協力に関する思想的な落とし前は有耶無耶にされたんですね" →鈴木大拙のドイヒー伝説は健在であるw
  • 神田千里「一向一揆と石山合戦 戦争の日本史14」〜解体される一向一揆神話 - ひじる日々

    一向一揆と石山合戦 (戦争の日史 14) 作者: 神田千里出版社/メーカー: 吉川弘文館発売日: 2007/09/15メディア: 単行 クリック: 6回この商品を含むブログ (8件) を見る神田千里「一向一揆と石山合戦 戦争の日史14」吉川弘文館、読了。 以前当ブログで紹介した『宗教で読む戦国時代asin:406258459X』 (講談社選書メチエ)*1の3,4章に該当する内容である。 一向一揆とは、真宗願寺門徒による武装蜂起を指す。彼らの信仰は、当時の封建的人間関係に批判的なものであったとされ、覇権をめざす信長とは原理的にぶつかりあった。このため、信長はこれを根絶やしにしようとした(amazon.co.jp掲載 担当編集者レビューより) ……という一般的な一向一揆像が、「歴史的事情からかなりのバイアスがかかって形成された」という著者説を室町末期畿内や加賀・北陸の政治状況と絡めて丹

    神田千里「一向一揆と石山合戦 戦争の日本史14」〜解体される一向一揆神話 - ひじる日々
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    haruhiwai18 2012/12/20
    "本願寺は、現世の支配者を批判するような信仰を説いた形跡は実は見つかっていない""死屍累々だが、信長は浄土真宗の信仰を弾圧しなかった…、何度も和睦に応じた" →知られざる一向一揆の実情。
  • 矢田部英正『日本人の坐り方』集英社新書 - ひじる日々

    人の坐り方 (集英社新書) 作者: 矢田部英正出版社/メーカー: 集英社発売日: 2011/02/17メディア: 新書購入: 5人 クリック: 19回この商品を含むブログ (13件) を見る 矢田部英正『日人の坐り方』集英社新書、面白い。 日人の正座(正式な坐り方)が現在の形になったのは割と最近で、 歴史的にはもっと多様な「正座」があったという。著者の説はたしか朝日新聞でいぜん読んだことがあったけれど、まとまった文章で論証されると新鮮。「伝統的」とされる立ち居振る舞いも、実は時代精神や社会体制の変化によって形成されてきたものなのだ。 日の着物の寸法は、寛永年間に女性の動きを不自由にする意図で(穿ち過ぎ?)定められたものだという。それまでの着物はもっとゆったり作られ、帯も細く、女性でも立て膝をついて楽に座ることができた。となると、和装に関しては「江戸時代の相対化」が活性化の鍵になる

    矢田部英正『日本人の坐り方』集英社新書 - ひじる日々
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    haruhiwai18 2012/04/01
    "江戸時代の茶の湯の正式な座り方は立膝だったそうだ。太ってる人は胡座でもよかった。「長時間の正座に耐えるのが茶道の第一関門」と聞いたら利休も失笑するだろう" →身体における"伝統の創造"・座り方編
  • 『震災天罰論』をめぐる末木文美士氏との論争 - ひじる日々

    Twitterをご覧の方はご存知かもしれませんが、311後、仏教学者の末木文美士氏(国際日文化研究センター教授、東京大学名誉教授)との間でネット上で断続的に論争していました。 中外日報2011・4・26号「東日大震災 とどけ、思い」に国際日文化研究センター教授・末木文美士氏が寄稿。氏は文中で東日大震災を「天罰」とする石原慎太郎都知事の発言に理解示し、「大災害は人間の世界を超えた、もっと大きな力の発動であり、「天罰」として受け止め、謙虚に反省しなければならない」と迷言をたれていたのです。 石原慎太郎東京都知事が震災を「天罰」と発言したことで批判を浴び、取り消した。確かに氏の言い方は誤解を招きやすく、被災者を傷つけるところがあった。しかし、天罰という見方は、必ずしも不適当と言えない。もちろん被災地の方が悪いのではない。今日の日全体、あるいは世界全体が、どこか間違っていたのではないか。

    『震災天罰論』をめぐる末木文美士氏との論争 - ひじる日々
    haruhiwai18
    haruhiwai18 2012/02/04
    "「仏典による限り、地震は自然現象として起ることしかあり得ない」""それをごっちゃにして、地震に起因する震災にわざわざ天意を読み込んで" →末木先生のアレは、仏教者というより、ナチュラリストの主張ですなw
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