27日、小池知事も強い危機感を示したインド型の変異ウイルス。一方で、感染者を見つけ出す検査は十分に進んでおらず、一部の自治体では民間に委託して独自の検査を始めました。 「インドで流行しているL452Rの変異株について、これまでの2倍の感染力だという計算になろうかと思います」(東京都 小池百合子 知事) 27日、小池知事が示したのは、インド型変異ウイルスへの強い危機感。3月から変異ウイルスが猛威を振るっているインドでは、1日の感染者が30万人を超え、医療用の酸素が足りなくなるほどの感染爆発が起きています。そのインド型ウイルスの脅威が日本にも迫っているのです。 「5月6月7月ぐらいには、今度、インド型が(国内で)ほぼ主流ということにもなりかねない」(国際医療福祉大学 松本哲哉 教授) インド型ウイルス急拡大への懸念が高まるなか、一方で、そのインド型の感染者を見つけ出すための検査は、十分とは言い