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  • 市民活動をめぐる“3つの事実”――「ボランティア」とは誰なのか?/三谷はるよ - SYNODOS

    1995年の阪神・淡路大震災から25年が経つ。甚大な被害がもたらされた一方で、その年は130万人を超える人々が災害ボランティアとして救援・支援活動に従事した。彼らの姿は国内外のメディアにも大きく取り上げられた。ごく普通の人々が「ボランティア」を知り、活動に参加するきっかけになったとして、1995年は日の「ボランティア元年」と呼ばれている。 それから四半世紀。ボランティア活動は日社会に根づいたのだろうか。また、どのような立場の人でも参加できる市民活動になったのだろうか。 筆者は長年、市民活動の担い手像を社会調査データから実証的に探ってきた。記事では、一連の研究から得られた知見のいくつかを紹介する。とくに「ボランティア」に関して、一般の方々があまり知らないであろう“3つの事実”を紹介したい。 「ボランティア元年」以降、日社会において「ボランティアは増えている」といると素朴に思っている人

    市民活動をめぐる“3つの事実”――「ボランティア」とは誰なのか?/三谷はるよ - SYNODOS
    haruhiwai18
    haruhiwai18 2023/05/10
    "阪神・淡路大震災(1995年)や東日本大震災(2011年)の前後も参加率は変わらない""経済的・職業的に優位な立場にある人に対して、市民的役割を要求する社会的圧力が弱まったことがあるのではないか" →ブクマ。
  • 入試国語選択問題の「正解」について――早稲田大学教育学部の説明責任/重田園江 - SYNODOS

    2022年2月19日に行われた、早稲田大学教育学部一般入試の国語問題(第一問)に、私の著書『フーコーの風向き-近代国家の系譜学』(青土社、2020年)の一部が用いられた(44-51ページ)。 それについて、はじめは何の気なしに問題を解いてみた私は、結果的に以下の問い合わせを早稲田大学入学センターに行うことになった(3月4日。メールの一部を改変なしに引用)。 貴学の教育学部国語の第一問に、私の著書『フーコーの風向き』からの出題がありました。 先日解答例が公表されましたので、それについての質問です。 貴学の解答例 問一 イ 問二 ハ 問三 ニ 問四 ホ 問五 イ 問六 ホ 問七 ニ 問八 ハ 河合塾・代ゼミの解答速報(全く同じ) ホ ハ ニ ホ イ ホ ニ ハ 駿台予備校の解答例 ホ ハ ハ ニ イ ホ ニ ハ この論文全体の論旨、およびフーコーの思想を研究してきた上での私が考える解答例 ハ 

    入試国語選択問題の「正解」について――早稲田大学教育学部の説明責任/重田園江 - SYNODOS
    haruhiwai18
    haruhiwai18 2022/03/15
    "大学側が一切答えないとなると、回答が得られるのはいったいどんな問い方の場合なのかということだ。「個別」だからダメというのなら、Change.orgで賛同者を募って署名を提出すれば答えてくれるのだろうか" →ほんこれ
  • 「不自由展」をめぐるネット右派の論理と背理――アートとサブカルとの対立をめぐって/伊藤昌亮 - SYNODOS

    2019年8月、「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」が右派からの抗議を受け、中止に追い込まれるなか、アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』のキャラクターデザインなどで知られるクリエーターの貞義行が発したツイートが物議をかもし、炎上するという一幕があった。 「キッタネー少女像。/天皇の写真を燃やした後、足でふみつけるムービー。/かの国のプロパガンダ風習/まるパク!」などというその発言には、リベラル派からの激しい批判を中心に、千件を超えるリプライが付けられる一方で、右派からは続々と賛意が寄せられ、2万件近くもの「いいね」が付けられた。そうしたなか、貞は釈明のツイートを投じていったが、するとそれに受けて5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)には関連するスレッドが立てられ、その援護が試みられた。 「不自由展」の検証委員会によれば今回の騒動は、「電凸」などによる抗議が「祭り」に転

    「不自由展」をめぐるネット右派の論理と背理――アートとサブカルとの対立をめぐって/伊藤昌亮 - SYNODOS
    haruhiwai18
    haruhiwai18 2019/12/10
    "自由な解釈を許さないような教条的・独善的な態度を取っていたのは、いいかえればその「プロパガンダ」のゆえに真に非難されなければならなかったのは、実はむしろ彼ら自身のほうだった" →確かに皮肉な話。
  • 精神科病院のどこが問題なのか、どうやって変えるか/原昌平 - SYNODOS

    精神科病院というと、みなさんはどんなイメージを思い浮かべるだろう。傷ついて心を病んだ人が静かに療養する場所だろうか? ざわめく病棟に閉じ込められ、自由を奪われてしまう場所だろうか? 前者のような病棟も一部にはあるけれど、残念ながら、まだ後者が主流だと筆者はとらえている。 日の精神科医療の最大の問題は、入院患者があまりにも多いこと、そして患者の人権が守られていないことにある。暴力的に支配する悪徳病院は少なくなったものの、ここ十数年、強制入院、閉鎖病棟、身体拘束が増え、人権状況はむしろ悪くなっている。長期入院の解消もあまり進んでいない。患者の権利擁護システムの導入と入院ベッドの削減を急ぐ必要がある。 精神科の病院は、一般の病院とどこが違うのか。質的な違いは「集団管理」にあると筆者は考える。 精神病棟でも一般の病棟でも、一つの病棟は40~60床のことが多い。病棟の運営は主として看護職員が担う

    精神科病院のどこが問題なのか、どうやって変えるか/原昌平 - SYNODOS
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    haruhiwai18 2019/08/26
    "精神科の強制入院では、患者の味方になる人が付く制度がない。そのうえ医療保護入院の場合は公権力ではなく、病院管理者という私人の権限で行われる。""憲法違反の疑いがある。" →中世国家の最前線
  • 安楽死や自殺幇助が合法化された国々で起こっていること/児玉真美 - SYNODOS

    尊厳死法制化をめぐる議論で、尊厳死を推進しようとする人たちの中から「既に安楽死や自殺幇助を合法化した国では、なんらおぞましいことは起こっていない」という発言が出ることがある。私はそうした発言に遭遇するたびに、そこでつまづき、フリーズしたまま、その先の議論についていくことができなくなってしまう。 「おぞましいこと」は当に起こっていないか? それとも現実に何が起こっているかを、この人は知らないのか? しかし、これだけ尊厳死法制化に積極的に関わってきたこの人が、当に知らないということがあるだろうか? それとも現実に起こっていることを十分に承知していながら、なおかつそれらをこの人は「おぞましい」とは思わない、ということなのだろうか? ……目の前の議論から脱落し、そこに立ち尽くしたまま、私の頭はこだわり続けてしまう。 2006年の夏から、インターネットを使って介護と医療に関連する英語ニュースをチ

    安楽死や自殺幇助が合法化された国々で起こっていること/児玉真美 - SYNODOS
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    haruhiwai18 2018/07/20
    "障害のない人に行われれば違法行為になることが、障害のある人だというだけで親の愛の名のもとに許容され""実は介護者である親や家族も同時に、社会から見捨てられている" →自殺幇助を"合法化"した社会の行く末
  • 裁量労働制、政府の答弁を検証する/上西充子 - SYNODOS

    安倍政権が最重要課題と位置付ける、働き方改革関連法案。今国会では、8の改正法案を束ねたものが、一括法案として提出される見込みです。時間外労働の上限規制などとともに、改革の目玉の一つとされるのが、裁量労働制の拡大です。しかし野党からは、裁量労働制の拡大は長時間労働を助長するとして、批判の声が上がっています。そんな中、政府側の答弁に使用されたデータが適切ではないとして、国会では追及の声が上がっています。問題の背景と、経過、今後の議論の在り方などについて、法政大学の上西充子教授の見解をまとめました。 2018年2月12日放送TBSラジオ荻上チキ・Session22「裁量労働制の方が労働時間が短い」という政府が示したデータは当か?」、2018年2月20日放送TBSラジオ荻上チキ・Session22「『裁量労働制』をめぐる不適切データ問題。このまま法案を提出していいのか」をもとに再構成(構成/増

    裁量労働制、政府の答弁を検証する/上西充子 - SYNODOS
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    haruhiwai18 2018/02/24
    "しかし、労政審は「妥当ではない」という答申は出せないんです。「おおむね妥当」というのは、「妥当」ではないということ、つまり、合意が取れていないということです" →黄信号どころか赤信号かよ(こなみ
  • 「人づくり革命」・「無償化」・改憲構想と大学のゆくえ――国家主義化する「大学改革」/石原俊 - SYNODOS

    1.「人づくり革命」・「無償化」と大学の教育・人事への介入 2017年12月8日、安倍内閣は「人づくり革命」の原案を含む「新しい経済政策のパッケージ」を閣議決定した。直前の10月に実施された衆議院総選挙で、政権側は幼児教育無償化とともに高等教育無償化を公約に掲げていた。多くの有権者は、標準修業年数(4年制大学であれば4年分)の国立大学授業料に相当する程度の金額が、一部高額所得者を除いて一律に無償化されると考えたのではないだろうか。 ところが「新しい経済政策のパッケージ」では、授業料無償化や返済不要の給付型奨学金の受給条件について、年収約260万円未満の住民税非課税世帯に限るという所得制限が設けられた。所得制限については、筆者も社会科学研究者のひとりとして一定の考えをもつが、この点は稿では議論しない。稿がとりあげるのは、もうひとつの大きな問題である。すなわち、「人づくり革命」のアジェンダ

    「人づくり革命」・「無償化」・改憲構想と大学のゆくえ――国家主義化する「大学改革」/石原俊 - SYNODOS
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    haruhiwai18 2018/02/13
    "専門職大学・短大については、…まずは高専の果たしてきた実績と限界をじゅうぶん検証することから始めるべきはないだろうか。""ところが現在進められているのは、まったく逆" →政策がアベコベノミクス!(マテ
  • 日本に「市民社会」は存在しないのか?/『市民社会とは何か』著者、植村邦彦氏インタビュー - SYNODOS

    ――日は「市民社会」という言葉と概念、あるいは思想についてお聞きしたいと思います。この言葉の原語である〈civil society〉について、まずは教えてください。 英語で〈civil society〉という言葉が初めて使われたのは、日で言えば安土桃山時代にあたる16世紀末のことでした。『オクスフォード英語辞典』(OED)は、英単語の語源や初出を具体的な文例で示していることで有名ですが、それによると、1594年に出版された英国教会派の神学者リチャード・フッカーの著書『教会統治法』に、この言葉が出てきます。 ところが、『教会統治法』を実際に読んでみると、この言葉が出てくるのは、じつは古代ギリシアの哲学者アリストテレスの『政治学』からの翻訳語としてなのです。その際にフッカーが使用したと思われる『政治学』のテクストは、1438年にフィレンツェの人文学者レオナルド・ブルーニが出版し、その後ヨー

    日本に「市民社会」は存在しないのか?/『市民社会とは何か』著者、植村邦彦氏インタビュー - SYNODOS
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    haruhiwai18 2018/01/13
    "「市民社会」論など、いくつかの「新しい市民社会論」…それが政府や自治体の「公共的責任」を不問に付すことになってはならない" →本文ではあまり触れられていないが、著書では労組にも触れているhttps://goo.gl/4kHKw6
  • 自由こそ治療だ!――精神病院のない社会をめざして / 鈴木鉄忠×大内紀彦 | SYNODOS -シノドス-

    “イタリア精神保健の父”として知られ、精神保健の世界を刷新した精神科医フランコ・バザーリアの講演録の翻訳を、2017年10月に岩波書店より刊行しました。『バザーリア講演録 自由こそ治療だ! イタリア精神保健ことはじめ』(フランコ・バザーリア著、大熊一夫/大内紀彦/鈴木鉄忠/梶原徹訳)です。 ここでは、まずイタリア精神保健改革と『バザーリア講演録』について、次にバザーリアの思想と実践が日の精神医療やそれ以外の分野にどのような問題を投げかけているかといったことをめぐって、訳者の鈴木鉄忠と大内紀彦が対話形式で話を進めたいと思います。 ●『バザーリア講演録 自由こそ治療だ!』立ち読みはこちらから⇒ https://www.iwanami.co.jp/book/b313841.html 大内 このの原題は、『ブラジル講演(Conferenze brasiliane)』で、1979年、バザーリアが

    自由こそ治療だ!――精神病院のない社会をめざして / 鈴木鉄忠×大内紀彦 | SYNODOS -シノドス-
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    haruhiwai18 2017/12/27
    "しかし、ここで思い出すのが、バザーリアが繰り返し述べていた「理性の悲観主義ではなく、実践の楽観主義へ」という言葉" →同じイタリアのグラムシの言葉「知性の悲観主義、意思の楽観主義」を思い出すな(こなみ
  • 北朝鮮は国際的に孤立していない!?北朝鮮と深い関係をもつ国々は何を求めているのか/宮本悟×白戸圭一×荻上チキ - SYNODOS

    北朝鮮は国際的に孤立していない!?北朝鮮と深い関係をもつ国々は何を求めているのか 宮悟×白戸圭一×荻上チキ 国際 #荻上チキ Session-22#アフリカ#北朝鮮#経済制裁 日ではその国際的な孤立が取り上げられる北朝鮮。度重なるミサイル発射や核実験を受けて、国連安保理では制裁強化に向けた採決が行われた。一方で、制裁の実態を調査する国連の専門家パネルは、数多くの制裁逃れを指摘している。制裁の背後で北朝鮮と関係を続ける国々とその理由、今後の対策について、専門家の方々に伺った。2017年9月13日放送TBSラジオ荻上チキ・Session22「北朝鮮は国際的に孤立していない!?北朝鮮と深い関係をもつ国々は何を求めているのか」より抄録。(構成/増田穂) ■ 荻上チキ・Session22とは TBSラジオほか各局で平日22時〜生放送の番組。様々な形でのリスナーの皆さんとコラボレーションしながら、

    北朝鮮は国際的に孤立していない!?北朝鮮と深い関係をもつ国々は何を求めているのか/宮本悟×白戸圭一×荻上チキ - SYNODOS
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    haruhiwai18 2017/10/18
    "日本はアフリカの国々に対して拉致問題の…協力を訴えますが、一方でアフリカが日本に助けを求めたとき、我々は何をしたのか""ウガンダでは紛争のため、20年に渡って6万人の子どもが拉致され" →カネ外交の帰結。
  • ロヒンギャ問題はなぜ解決が難しいのか/根本敬 - SYNODOS

    国際社会は現在、日も含め、ヨーロッパに流入するシリア難民の問題に関心を向けている。しかし、難民はシリアだけの問題ではない。年(2015年)5月には東南アジアの海域で生じたロヒンギャ難民のボート・ピープルに注目が集まった。この問題は忘れ去られつつあるが、全く解決されていない。なぜ、解決が難しいのだろうか。 (1)難民としてのロヒンギャ ロヒンギャとは、ビルマ(ミャンマー連邦共和国)のラカイン州北西部に住むイスラム系少数民族のことである。ラカイン州はビルマ西岸部に位置し、その北西部はナーフ河をはさんで隣国バングラデシュと国境を接している。 ロヒンギャは1970年代末と90年代初めの2回にわたり、バングラデシュへ20万人規模の難民となって大量に流出し、そのことで国際的に知られるようになった。バングラデシュ最南部のテクナフからコックスバザール周辺には、現在もロヒンギャの難民キャンプが複数残って

    ロヒンギャ問題はなぜ解決が難しいのか/根本敬 - SYNODOS
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    haruhiwai18 2017/09/11
    "独立後のビルマ政府は興味深いことに、一時期ではあるが、ロヒンギャを自国の一民族として受け入れようとしていた事実がある。これは忘れられがちである" →ビルマの知られざる歴史(残し伝えねば国民は忘れる)
  • 緊迫化する米朝関係の背景で何が起こっているのか/政策研究大学院大学教授 道下徳成氏インタビュー - SYNODOS

    トランプ政権の強硬姿勢により緊迫化する北朝鮮情勢。アメリカからは「全ての選択肢がテーブルに載っている」「外交的解決は非常に困難」など、軍事力の行使もほのめかされている。そもそもアメリカにとって北朝鮮とはどのような存在だったのか。一触即発とも危惧される情勢の裏で行われている抑止をめぐる心理戦、情勢改善へ向けて国際社会が取るべき対応とは。政策研究大学院大学教授、道下徳成氏に伺った。(取材・構成/増田穂) ――建国以来、北朝鮮アメリカを脅威と考え、強く意識した外交戦略をとってきています。対するアメリカの方は、北朝鮮をどの程度重要な国と考えてきたのでしょうか。 今も昔も、アメリカにとって北朝鮮は、その国自体が特別重要というわけではありません。特に1948年の北朝鮮建国当初、アメリカはそこまで朝鮮半島に関心がありませんでした。当時の方針としては、情勢が落ち着いたら自分たちは撤退しよう、というスタン

    緊迫化する米朝関係の背景で何が起こっているのか/政策研究大学院大学教授 道下徳成氏インタビュー - SYNODOS
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    haruhiwai18 2017/09/09
    "これまで北朝鮮は相当の圧力をかけられても冷静に合理的な対応をしてきています。一見非合理的に見えるような激しい対応をしていても、それはちゃんと計算された対応なんです。" →せやな(こなみ
  • 震災直後の首都圏で何が起きたのか?――国家・メディア・民衆/山田昭次 - SYNODOS

    この報告は関東大震災の朝鮮人虐殺事件に関わる諸問題中、下記の3点に焦点を置く。(9月5日、東京大学駒場キャンパス学際交流ホールで開催された、「ジエノサイド研究の展開」公開シンポジウム「関東大震災から81年――朝鮮人・中国人虐殺を再考する」での基調報告) (1)二重の国家責任 日国家は一九二三年九月一日に起こった関東大震災に際して朝鮮人が暴動を起こしたという誤認情報を流して朝鮮人虐殺事件を引き起こした。これが第一の国家責任である。その責任を認めたことはないのみならず、その責任の隠蔽をあらゆる手段を使って行なった。これが第二の国家責任である。つまり日国民は罪を犯した上にその犯罪を隠すという二重の罪を犯した。 一九二三年一二月一五日、衆議院会議で永井龍太郎は内務省警保局長の電文や埼玉県内務部長の指令など、官憲が朝鮮人暴動のデマを流した証拠を突きつけて政府に謝罪を迫ったが、首相山権兵衛は「

    震災直後の首都圏で何が起きたのか?――国家・メディア・民衆/山田昭次 - SYNODOS
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    haruhiwai18 2017/09/04
    "在日朝鮮人から人権救済申し立てを受けた日本弁護士連合会は、二〇〇三年八月二五日、小泉首相に対してこの事件に関する謝罪の勧告書を提出したが、首相から回答はない。" →歴史修正の分厚い伝統
  • いわゆる『二重国籍』問題――法務省の仕掛けた罠/奥田安弘 - SYNODOS

    今年の7月21日に「蓮舫代表の『二重国籍』は問題なし。説明責任は法務省にあり」(2017年7月13日放送TBSラジオ荻上チキ・Session-22)を掲載したが、法務省は完全無視を決め込み、今のところ説明責任を果たしていない。しかし、こうして沈黙を守っているのは、実は法務省が仕掛けたひとつの「罠」ではなかったのか、という問題提起をしたい。また、豪州と日の法律の違いを無視して、二重国籍の国会議員は辞職が当然というような風潮がまだ見られるので、この点についても説明を補足したい。 最初に『二重国籍』問題の経緯を整理しておく。 ・1967年 蓮舫氏、日人母と台湾出身の中国人父から生まれる。中国国籍を取得したが、日国籍は取得せず。 ・1985年 日の国籍法改正。蓮舫氏、経過措置の届出により日国籍取得。 ・2016年9月 蓮舫氏の『二重国籍』問題発覚。中華民国政府から国籍喪失許可を得て、日

    いわゆる『二重国籍』問題――法務省の仕掛けた罠/奥田安弘 - SYNODOS
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    haruhiwai18 2017/08/08
    "蓮舫氏のケースについて言えば、昨年9月の新聞報道を見ても分かるように、法務省の説明自体が変遷している。「本人が知らないはずはない」というように単純な話ではない" →さすが中世国家のお役所(こなみ
  • 「真正なる日本人」という擬制――蓮舫議員の二重国籍と戸籍公開をめぐって/遠藤正敬 - SYNODOS

    さる7月27日、蓮舫参議院議員が民進党代表を1年足らずで辞任する意向を表明した。彼女を追いつめた要因が一連の二重国籍騒動にあることは大方の察するところであろう。昨年9月の党代表選出後に蓮舫氏が「台湾籍離脱の手続きは済んだ」と記者会見で発表し、とうにほとぼりの冷めたはずであったこの問題が、あろうことか党内から攻撃の火の手が上がり、再燃した。口火を切ったのは今井雅人衆議院議員である。彼は7月9日にツイッター上で、東京都議選で民進党惨敗という結果を受け、その咎は蓮舫代表の二重国籍疑惑にあるとして、「自ら戸籍も見せて、ハッキリ説明することから始めなければいけない」などと述べ、蓮舫氏に戸籍の公開を要求した。 加計学園問題、稲田防衛相問題と、相次ぐマイナス材料を抱え込んだ安倍政権の支持率が下降線をたどる中で、巻き返しを図りたい民進党の党勢が後退している原因が、ひとえに蓮舫代表の二重国籍問題に帰するわけ

    「真正なる日本人」という擬制――蓮舫議員の二重国籍と戸籍公開をめぐって/遠藤正敬 - SYNODOS
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    haruhiwai18 2017/08/04
    "戸籍は人類学的意味での「日本人」を記載するのではなく、戸籍に記載された者が「日本人」として認証されるもの" →紙ッペラで出来た安いプライドw/補足としてはhttp://urx.mobi/F7LHhttp://urx.mobi/F7LI
  • 自民党一強の強みと弱み――安倍内閣支持の急落で問われる野党の政権担当能力/山田真裕 - SYNODOS

    安倍内閣支持率は急落したが…… 時事通信社が2017年7月7~10日に実施した月例の世論調査の結果、安倍内閣の支持率は前月比15.2ポイント減の29.9%であった。これは2012年12月の第2次安倍政権発足以降、最大の下げ幅で初めての30%割れである。また不支持率も同じく前月比で14.7ポイント増の48.6%となり、これは過去最高の数値である。 同じ調査で政党支持率を見ると、政権与党である自民党と公明党の支持率はそれぞれ21.1%と3.2%となっている。一方、野党第一党である民進党の支持率も3.6%にとどまっている.この値より高い支持率を持つ野党はない。支持政党なしは前月比で4.5ポイント増の65.3%となっている。 これらの事実から内閣や与党から支持が離れても野党支持にはつながっていないことがわかる。国民の期待は未だ野党の上にはない。なぜこのような事態になったのか。拙著『二大政党制の崩壊

    自民党一強の強みと弱み――安倍内閣支持の急落で問われる野党の政権担当能力/山田真裕 - SYNODOS
    haruhiwai18
    haruhiwai18 2017/08/01
    "自民党一強の強みと弱み" →そんなに二大政党制にしたいのなら、小選挙区をやめて、大(中)選挙区完全連記制(2名を選択)にすればいいのに(こなみ/個人的には、普通に比例代表にした方が早いと思うけど
  • 戦争の「犠牲」のリアリティー:当事者不在の政治の行く末にあるもの/北村毅 - SYNODOS

    昨年、ロッキング・オン・グループから不定期に刊行されている雑誌『Sight』が「老人が始めた戦争で死ぬのは若者」というタイトルの特集を組み、戦争への不安感や危機感に直面する情況を問うた(注1)。私はこれまで沖縄を中心に戦争体験の聞き取りをしてきたが、当時若者だった戦争体験者からも同様の言葉を何度か聞いたことがある。 稿では、アジア・太平洋戦争(1941~45年)、とりわけ沖縄戦(1945年)の歴史的事実を踏まえて、政治的決定権という観点から、この言葉のリアリティーを今に引きつけて考えてみたい。 まず、72年前に終わった戦争について、はたして当に若者の戦死者が多かったのか、人口統計データにもとづき検証してみよう。 図1は、1945年11月の沖縄を除く日全国の人口ピラミッドであるが、その山型の一部がごっそり崩れ落ちているのが見て取れる。大きくえぐれている部分は、日中戦争、アジア・太平洋戦

    戦争の「犠牲」のリアリティー:当事者不在の政治の行く末にあるもの/北村毅 - SYNODOS
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    haruhiwai18 2017/07/25
    "徴兵適齢は20歳(1944年より19歳)であったが、25歳未満の若者に選挙権という権利は与えられていなくても、17歳以上の男性に兵役の義務はあったのである" →権利なき義務、日帝マジやべえな(こなみ
  • 生物と非生物の境界、ウイルスとは何か/中屋敷均 - SYNODOS

    世に多くある「境界」の中でも、人にとって最も冒しがたく明確な境界というのは、「生」と「死」の境界であろう。「生きている」ことと「死んでいる」こと、あるいは「生物」と「無生物」。その間には相互の往来が不能な絶対的な境界があると、思われがちである。しかし、結論から言えば「生物」と「無生物」の境界は、一般に思われているよりはるかに曖昧なものだ。その曖昧さを生み出している存在の一つが、稿の主役、ウイルスである。 昨年『ウイルスは生きている』(講談社現代新書)というタイトルのを上梓させて頂いたが、このタイトルに対する反応には、正反対の二つのものがあった。一つは「ウイルスが生きてるって、当たり前じゃないの?」というものであり、もう一つは「こりゃまた、ずいぶんと挑戦的なタイトルですね」というものである。典型的には、前者は一般の読者から、後者は生物学に知識がある人からの反応である。 「ウイルスが生きて

    生物と非生物の境界、ウイルスとは何か/中屋敷均 - SYNODOS
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    haruhiwai18 2017/07/06
    "物質であるDNAに依存して成り立っている「ヒトとしての生」と、目には見えない脳情報による「人としての生」の間にある断層が、人間と物質との間に境界線を生んでいる" →心身(脳)問題に行き着くのか(こなみ
  • “共謀罪”をめぐる特別報告者の書簡で注目、国連人権理事会とは何なのか?/阿部浩己×荻上チキ - SYNODOS

    5月18日、国連人権理事会の特別報告者ジョセフ・ケナタッチ氏が、「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ組織犯罪処罰法改正案について、「成立すればプライバシーや表現の自由を制約する恐れがある」と懸念を示す書簡を安倍総理に送った。また5月30日には、国連人権理事会の特別報告者のデービッド・ケイ氏が、日の表現の自由を調査した報告書を発表した。国連人権理事会の特別報告者とはどんな立場で、どのような調査報告を行っているのか? その後ろ盾となる、国連人権理事会は、何を目的に設立されたのか。2017年5月31日放送TBSラジオ荻上チキ・Session22「日政府は制度の趣旨を理解していない!?国連人権理事会・特別報告者とは何なのか?」より抄録。(構成/大谷佳名) ■ 荻上チキ・Session22とは TBSラジオほか各局で平日22時〜生放送の番組。様々な形でのリスナーの皆さんとコラボレーションしながら、ポジテ

    “共謀罪”をめぐる特別報告者の書簡で注目、国連人権理事会とは何なのか?/阿部浩己×荻上チキ - SYNODOS
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    haruhiwai18 2017/06/14
    "日本政府側は“事前通告慣れ”をしすぎているのかも""国会での出来レースのようなやりとり、記者クラブでの質問に慣れすぎているから" →スシに頼りすぎて、ぬるま湯な"ガラパゴス"から脱却できないニッポソ政府w
  • なぜ学校で体罰や指導死が起こるのか?――社会に蔓延する“ダークペダゴジー(闇の教授法)”/教育社会学・教育科学 、山本宏樹氏インタビュー - SYNODOS

    なぜ学校で体罰や指導死が起こるのか?――社会に蔓延する“ダークペダゴジー(闇の教授法)” 教育社会学・教育科学 、山宏樹氏インタビュー 教育 #体罰#指導死#ダークペダゴジー#学校 学校の教室や部活動における、教師からの体罰が問題視されている。生徒を怒鳴る、脅迫する、見せしめにする、「飴と鞭」を使い分ける……など、子どもたちを恐怖で支配しようとする指導テクニックを指南する教育実践も多く出版されているという。なぜ今、このような教育方法の需要が高まっているのか。理想の教師像を抱いて教壇に立った教師たちが、なぜ子どもの意見を無視した方法論に手を染めてしまうのか。そして求められる実践について、東京電機大学助教・山宏樹氏に解説していただいた。(構成/大谷佳名) 恐怖支配、“飴と鞭”による指導は何が問題なのか ――最近、学校の先生の忙しさが問題となり、メディアなどでもよく取り上げられていますね。

    なぜ学校で体罰や指導死が起こるのか?――社会に蔓延する“ダークペダゴジー(闇の教授法)”/教育社会学・教育科学 、山本宏樹氏インタビュー - SYNODOS
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    haruhiwai18 2017/06/07
    "「教員の労働環境」を改善""困難校に重点的に資源投入""「子どもオンブズマン」制度""家庭や地域の子育てに対して手厚い支援" →結局の所 教員の労働環境を含め 日本の社会政策全体の不足に起因しているらしい(こなみ