ところでセンセーショナルな大量殺人事件が起きて、加害者が孤独感に苛まされていたみたいなことが浮き彫りになると「自分が友達になりたかった」という人が一定数現れるのだけど、この中に「加害者が加害者として世の中で目立った」という前提なしに友達になりたいという人はどれだけいるだろうか

「怒りを心の原動力にしすぎたりしない正気で貧乏でない人」であるところのこのお方が取り戻したいTwitterが「オタク性癖博覧会」なのは示唆に富むな～ https://t.co/E84KbECg9r

「エスカレーターの片側を空けること」と「片側を歩くこと」とは、どちらも倫理的に悪でありルール違反ですらあるにも関わらず、「片側を空けないこと」というルールを守る人が、秩序に反する異分子として攻撃される。エスカレーターでは24時間365日パニックが起きているとも言える。

もっと言えば「ある特定のイシューで同じ立場である」というところから、仲良しグループのようなクラスターが「自然発生」することすら、本当はとても怖いことなんですよというのは言っておきたい。仲良しグループ、同調者のクラスタ化、連帯と呼ばれるものはそんなに良いものではない。

どだい「これは反対派と擁護派の陣取り合戦であり、どちらにつけば自分は正しい人間だと思ってもらえるか」のようなことにしか興味がない人間が「参戦」してくる場で差別の話なんかできない

階級支配というのは巧みなもので、低階層ほど「労働者搾取によってもたらされる安さや便利さ」への依存度が高くなるようになっている。つまり金があるほど（階級が高いほど）搾取構造への荷担・依存をやめられる。

キュアアンフィニが男オタクにも好意的に受け入れられているのって、たぶん多様性を認められるからではなく、「少年」「女装」が既にホモソーシャルの消費物に含まれている、つまり「ホモソーシャルにとって驚異ではない」からだと思う

その場その場で敵にいやがらせすることしか考えてないんだから「矛盾する」も「整合しない」もない。整合性という概念がそもそも存在してない

ところがである。同じ「言われているほど得していない」ことであっても、ジェンダーやハンディキャップについてはフリーハンドで差別に反対したりする。なんのことはない、「今どきその差別に反対しないなんて、頭が悪いと思われて恥ずかしい」からそうするにすぎない。つまりは権威主義者である。

出た、「味方になる可能性」。「そんなんじゃ敵対しちゃうよ～」とチラチラ伺ってくる存在って、そしてそんな存在に「味方になってもらわなければならない」存在ってなんなんだろうな。 https://t.co/E36p31pVot

この種の詭弁って「いま本によって差別され傷つけられている人の尊厳」を完全に無視するという点で、ヴォルテールイタコ糞野郎な表現の自由主義者や、アート治外法権論者と全く同じなんだが、ことが本となると何か違うかのように言い出す人いるよね。 https://t.co/Qvz6j5bHB3

新しい「マックで女子高生が」みたいなもんか。 https://t.co/DDz0HzqdKA

今石原みたいなのが「三国人」とか言ったとして、もうマスコミは批判しないどころか、市井から批判が起きてもそれを報道するかすら怪しいし、似たような「保守」を並べて差別発言者を擁護させるのが想像がつく。たった18年でテレビの中身がすっかり入れ替わった。

「うちは高プロなんて導入しない、対象じゃないし」と思っている側も、「競合が定額働かせ放題なのでこちらもやらないと潰れる」となったときに初めて青ざめるのだろうが、その頃にはもう逃げ場などなので、「景気悪いね、世知辛いね」と言いながら死んでいく。

もし拙バーガーが過労死した場合、立ち上がる係累は存在しない。そして「そういうやつなら死んだとしても、まあ……」という価値観はある程度共有されている。「いい大学を出た人が過労死させられた」ことを「沢山金がかけられた労働力を無駄遣いした」という視点で語っていた人が結構いたでしょ。

「よくできた釣り」とかいう悪意による信頼破壊をユーモアとかいうオブラートで包んだものを「古き良きインターネット」みたく持ち上げる悪人がいるが、であるならば、本邦のインターネットは嘘、いやがらせ、いじめ、嘲笑などの文化しか醸成できなかったということだろう。

因数分解すると「自分は権力に逆らわない良い子だし、権力に刃向かうやつらがとにかく気にくわないのだが、生活は快適になってほしい」と言っている。 https://t.co/c1NDE4UcNe

ふとマハーポーシャについて調べていたら、「修行と称して信者を無給で働かせていたため、当時としては法外な激安ぶりにも関わらず利益率は高かった」という指摘が多く見られ、自民党や経団連やワタミなどの己を搾取する側と信じて疑わない連中の理想がまさに実現されていたのだなと思った。

本邦における「反共」「反左翼」「冷笑」「中立」など名は違えど同じものがどのようなイデオロギーかと言うと、「私は間違っても権力者や搾取者や支配者に逆らったりしないよい子です」という服従の誓いである。同じ事を権威に近い人物がやると、呼び方が「御用」に変わるが、中身は全く同じである。