アメリカのロック史を語る上で欠かせない存在のひとつ、ザ・バンド。 1968年にリリースした1stアルバム『ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク』は、メンバーの卓越した演奏技術、そしてロックンロールとアメリカン・ルーツ・ミュージックを見事に融合させたサウンドが高く評価され、続く2ndアルバム『ザ・バンド』では全米アルバム・チャート2位を記録、瞬く間にアメリカを代表するバンドへと登りつめた。 彼らの存在とその完成された音楽は、今なお多くのミュージシャンから敬意を集め、多くの人たちに愛されている。 そのザ・バンドで、主にリード・ギターとソングライティングを担当していたのがロビー・ロバートソンだ。 1943年にカナダのトロントで生まれたロビーが、初めてロックンロールを聴いたのは1956年夏の終わり、13歳の頃だった。 アメリカではエルヴィス・プレスリーが「ハートブレイク・ホテル」「冷たくしないで」
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