ブックマーク / toyokeizai.net (4)

  • パナソニック、プラズマ撤退の背景

    パナソニックが2013年度末をメドに、プラズマパネルの生産を打ち切ることがわかった。10月31日の中間決算の発表時に、津賀一宏社長が説明する見通し。生産拠点である兵庫・尼崎工場は、すでに売却する方向で調整している。 同社は12年度まで2期連続で7500億円超の最終赤字を計上。その経営不振の「元凶」の一つといえるのが、プラズマへの過剰投資だった。尼崎工場への総投資額は約4250億円。パナソニックが生産停止する工場としては、過去最大の投資額である。 パナソニックが力を注いできたプラズマパネルは、大型サイズでの高画質性能がウリ。しかし、価格面で優位に立つ液晶テレビに敗北。その結果、尼崎の3工場のうち、12年度に第3工場での生産をいったん休止し、第1工場については生産を停止した。現状で稼働を続けているのは第2工場のみである。 撤退決断を先送りした理由 尼崎工場の生産停止は、今年3月にも大々的に報じ

    パナソニック、プラズマ撤退の背景
  • 富士通、パナが「半導体再編」を急ぐ事情

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    富士通、パナが「半導体再編」を急ぐ事情
  • オリンパス、デジカメ抜本改革は待ったなし

    粉飾決算の不祥事から立ち直りを目指すオリンパス。社外取締役を活用した経営改革の進展などにより、株式市場からの評価が高まる一方、主力ビジネスの一つであるデジタルカメラ事業の苦境が鮮明になっている。 オリンパスは2月12日、第3四半期(2012年4~12月期)決算の発表に併せて13年3月期業績見通しを、売上高7400億円(前期比13%減)、営業利益350億円(同2%減)などに下方修正した。 医療事業はむしろ上振れ 前期から売り上げが大きく減る要因は、携帯電話販売を手がける子会社ITXを12年9月末に売却した影響が大きい。主軸で世界シェア7割を占める消化器内視鏡の牽引などにより、医療事業も好調を維持。円安効果もあり、医療事業だけをみると、むしろ従来想定よりも上振れて推移している。 だが、営業利益見通しは、従来から30億円の引き下げとなった。誤算なのがデジカメ関連事業である。今回オリンパスは、昨年

    オリンパス、デジカメ抜本改革は待ったなし
  • 半導体事業の整理は3月末までに決着

    富士通の山正已社長は12月27日、東洋経済など報道陣のインタビューに応じた。山社長は1976年に富士通入社後、ワープロ「オアシス」シリーズの開発を皮切りに、パソコンなど個人向け情報端末から、サーバー、ストレージの開発責任者を務めるなど、製造部門の経験が長い人物だ。 一方、富士通は10月末、海外での需要減退を背景に、今2013年3月期の業績見通しを大幅に下方修正した。今後の事業戦略は。そしてリストラを進める半導体事業はどうなるのか――。 インタビューの冒頭、山社長は2012年をこう振り返った。 デバイス分野で苦戦 業種ごとのばらつきはあるが、2012年は厳しい年だった。年始はタイ洪水の影響を受け、欧州のビジネスも債務危機の影響から落ち込んだ。後半には米国大統領選などのイベントもあって、景況感は改善する見通しだったが甘くはなかった。12年度もどうやら低調のまま終わりそうだ。 ポートフォリ

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