2024年7月15日のブックマーク (3件)

  • 『検証 安倍政権 -保守とリアリズムの政治-』|松浦晋也の“読書ノート”

    第63回 『安倍三代』と整合する安倍晋三像を求めて 『検証 安倍政権 -保守とリアリズムの政治-』 (アジア・パシフィック・イニシアティブ、文春新書) 最初に。没後1年8か月を経て、歴史的人物として評価する時期が始まったと考えるので、以下「安倍さん」でも「安倍氏」でもなく、安倍晋三と表記する。 前回取り上げた『安倍三代』(青木理 著、朝日新聞出版、2017年)では、安倍寛(あべ・かん、1894~1946)、安倍晋太郎(あべ・しんたろう、1924~1991)、安倍晋三(あべ・しんぞう、1954~2022)という安倍家三代の政治家の肖像を徹底した取材で描き出していた。著者は安倍晋三が、祖父・父と比べて異質であると指摘していた。著者の青木氏が関係者から引き出した安倍晋三像は「要領は良いが、飛び抜けて優秀なわけでも、全くダメなわけでもない。優しいが影は薄い」というものであり、要約すると「信念がない

    『検証 安倍政権 -保守とリアリズムの政治-』|松浦晋也の“読書ノート”
  • 日航123便 墜落の新事実 :青山 透子|河出書房新社

    受賞 朝日 / 全国学校図書館協議会選定図書 単行 46 ● 208ページ ISBN:978-4-309-02594-0 ● Cコード:0036 発売日:2017.07.24 このの内容 目次・収録作品 先輩を失った元スチュワーデスが当時の警察・自衛隊・政府関係者、医師、遺族、目撃者らに取材を重ねた先に見えた新事実。墜落の真相解明に拘り続ける理由と事実を見つめる勇気を伝える。 日航機123便墜落事故原因に迫る新事実! この事故は「事件」だったのか!? 1985年8月12日。日航ジャンボ機123便は、なぜ御巣鷹の尾根に墜落しなければならなかったのか──。 「この出来事を風化させてはならない。」三十三回忌を前に、その情熱が生んだ、真相究明に一石を投じる渾身のノンフィクション! 当時、生存者の一人である日航客室乗務員落合由美さんの同僚であった著者は、この「事故」に今なお疑問を抱き、数々の目撃

    日航123便 墜落の新事実 :青山 透子|河出書房新社
  • 昭和陸軍 謀略秘史

    内容紹介 満洲国建国、陸軍中野学校設立、紙幣偽造、日米開戦回避交渉、インド独立運動―。舞台裏では何が起きていたのか。関東軍参謀、陸軍省軍事課長などを歴任し、昭和陸軍の謀略を一手に引き受けた将校が明かす裏面史。おすすめポイント満洲国建国、陸軍中野学校設立、紙幣偽造、日米開戦回避交渉、インド独立運動―。舞台裏では何が起きていたのか。関東軍参謀、陸軍省軍事課長などを歴任し、昭和陸軍の謀略を一手に引き受けた将校が明かす裏面史。 昭和陸軍史をかじった人なら誰もが一度は目にした軍人が明かす裏面史。著者が自ら謀略について語った著作はない。

    昭和陸軍 謀略秘史