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2009年11月30日のブックマーク (1件)

  • きなこ餅コミック 人のカタチは壊れても、ココロはつながっている『虫と歌』

    2006年夏に四季大賞を受賞した、市川春子の「虫と歌」。アフタヌーン読者も、普段アフタヌーンを買わない者も口コミで知って読み、こぞってトリコとなった名作です。アタシも口コミで知って大ハマリしたタチです。 次回作は?連載作は?と、その後の活動をワクテカで待っていたのですが、たま~に忘れた頃に読み切りがポツポツと載るだけ。それが4年分、4作品溜まって発売されたのが、この作品集。どれだけ待望したことかっ。 四季賞出身、市川春子の初短編集「虫と歌」11月20日発売(コミックナタリー) 収録されている4作は、どれも〈人〉と〈人でないもの〉の交流を描いたもの。 人と虫、人と植物、人と星――〈人でないもの〉は明らかに人でない造形のときもありますが、どう見ても〈人〉にしか見えない場合のほうが多い。人すら、自分が〈人でない〉なんて想像したこともないほどに。 「君のみかけは人だが」 ―――『虫と歌』収録「星